月曜日から始まったロイズ新聞バッグ検品作業3日目。
黒田さんとあやさんの仕事が終わる午後2時から始めて、夕方6時まで娘も加わって3人でみっちり新聞バッグの
検品をして、直すべきものは直して、箱詰めにして保管場所に入れる。
この繰り返しを毎日やっているわけですが、たかが新聞で作った紙バッグといえどこの時間の濃密さはハンパじゃ
ない。
もうなんというか素人? というのもヘンだけど、やったことがない人には簡単にはやれる作業ではないな、と
見ていて思います。日頃から作りこんでいる人にしかやれない作業。
ということで、私はやれないので近くにいて伝票書いたりの事務作業のみやらせてもらっています。
午後遅くなって突然穂波クリニックの先生が見えたのでびっくり。何事かと思ったら来月初めに開催される講演会の
お知らせを持ってみえたのでした。ちょうどその時期海山は北海道研修旅行中で、うかがえず残念。
今最も私が自慢の「さくらんぼ」をお出しすると、「これは美味しい!」と大層喜ばれました。
何故自慢なのか、というと私が住む集落、真山のT子さんが作ったさくらんぼだから。
10年ほど前だったか、T子さんがさくらんぼを作り始めた頃は、なかなか売れるような実ができませんでした。
T子さんは米や大豆を作っている農家のお母さんで老人介護のヘルパーさん。さくらんぼが実る梅雨時期は、裂果
した実を頂いてばかりいました。でもご夫婦でずいぶん努力なさったのだと思う。
3、4年前からきれいな実のさくらんぼが道の駅の直売所に並ぶようになりました。さくらんぼが売れるようになると
1年1年屋根がかかり設備が整い、山形まで何度も何度も研究に通って、今パックのラベルにある「真山のさくらん
ぼ」になりました。
最初の頃に較べると収穫量もずいぶん増えた感じがします。
「真山のさくらんぼだよ。山形のではないよ」と注釈をつけて、遠くにいる子供や友人たちに送りまくってます。
苦節10年のさくらんぼ。何事を為すにも10年はかかるんだ、と実感させられます。
そしてこのさくらんぼはクリニックの先生が仰るとおり非常に美味しい。とても甘いし酸味もほどほど。
道の駅の直売所にもうちょっとの間はあります。
明日もまた検品、午後は+ミーティング。
金曜日に第2弾のロイズ新聞バッグを発送します。1回500枚なんだけど、これが凄い量。
両手で抱えきれないほど大きい海の手山の手ダンボールで多分10箱分くらい作業を完了させなければ
なりません。明日もがんばりまーす。