『みず』

1年に1回仲間で出している同人誌です。
22号なので、22年間出し続けている、ということになります。
22年間というのは、ほんとに長い年月です。この同人誌に書いている仲間の数は、それぞれにその当時の
事情があるので、だいたい20数名というところだったのですが、近年は病気になったり、亡くなったりということも
起きてきたので20名がやっとになりました。

私たちの先生は作家の高田宏先生。
高田先生は、歴史、樹、島、雪、旅などの、自然や猫をテーマに100冊のご本を書かれている、随筆家であり作家です。初めてお会いした頃は、まだ50歳くらい。潔癖で、厳しくて、激しくて、そしてほんとに心優しい、文章の指導
というよりも、生きる姿勢を毎回伝えてくださっているような講義をしていただいてました。 続きを表示

なんとなく、みんな春です

春が来ました。ちょっと湿っぽいけど、あったかーい一日でした。
あんまり寒かったから、調子が狂ってしまった種まき。お盆の切り花も減らそうかしら、などと思ったり
してましたが、やっぱり温かくなると、気持ちが前に向いて、月曜日から始めることにしました。
アスター、ナスタチューム、マリーゴールド、ちょっと遅いのですが種がもったいないからペチュニアも。
それから山のようにいっぱいあるクリスマスローズもお店に持って行って売らなければねえ・・・・。

ということで、まあ、比較的外仕事に時間をとられないウインターシーズンはいよいよ終わります。

でも絶対冬バージョンから離れられないおばあさんがここに一匹。この反射式ストーブが大好き。
我が家の愛犬チビ。国道47号線の交通事故で片目になっているところを連れてきたので、年齢不詳。
相当歳みたい。目は見えず耳は聞こえずチビの世界で好きーに生きてます。羨ましい存在。 続きを表示

東北村総会

はい、よっちゃん、男前!&石巻の若き米農家の木村さん。

3月末から始まった東北村の一連の催事、新宿高島屋、トレッサ横浜、浦和大丸、そして千葉柏の葉ららぽーと
の販売が終わり、振り返りの総会が行われました。

田舎郡東北村は、東北の中、小の個人事業者が、東北の経済発展のためにみんなで力や知恵を寄せ合って
一緒にがんばろー、という組織です。現実にではないのですが、ネット上に結の心で結ばれた田舎郡東北村と
いう村があり、その村の村民は時々現実のお店で商いをします。 続きを表示

花と猫と地震

今日から、早く実行したいと思いながら、延ばし延ばししてきた、福岡の友人たちへのご支援へのお礼と
現状の報告を送り始めました。情に厚い福岡の友達は数が多いので、けっこう時間がかかりそう。
みんな、いいのよ、気にしなくて、と言ってくれるのですが、援けていただいている側の気持ちとしては、ほんと
たいしたことは何もできないのですが、ご支援で作ったものの一部とご報告とお礼のお手紙くらいは送りたいです。 続きを表示

怒涛のような一日

友人からのこのブログのコメントに「Sさんって(私のこと)、カラスでも可愛いと思うのね」とあったけど、普通カラスってどう思われてるんですかね。私にとっては、ツバメもカラスもネズミもモグラもぜーんぶ同じ感じです。全部一生懸命生きているようで可愛い。ここに来るまでは、テレビで見ただけでもご飯が食べられなくなっていた超苦手な蛇も、本物見てもなんともなくなってきました。意外に思うのは、道路を横切る時に蛇もリスもノロいです。

子供ガラスの弁護をします。寸法もちっちゃいし、顔突き合わせてよーく見ると、「カラス、何故なくの、カラスは山に・・・」の童謡どおり、真っ黒のボタンのような目が真ん丸で、すごくかわいいです。色は濡れたように真っ黒できれいです。本心から、飼いたいなあ、と思ったもの。 続きを表示

カラスの巣

今朝は久しぶりに良いお天気。日差しが庭の木々からその向こうの雪が少し残った田の畔の草の1本1本
まで降り注いでいるように感じます。

毎朝、必ず想うのは道の駅の1本の木にかけられたカラスの巣のこと。これが低いところにあるんですよ。
この間木の近くに車を停めて携帯電話で話しながら何気なく上を見たら、えー、そんなところにあるの!と
いうような低さでカラスが2羽いて巣があったからびっくりしました。

毎日のように午後になると大雪が降って、強風が吹くんですよ。今はまだ子ガラスがいないからいいけど
コッコガラスがいて、雪や風が吹いたら気になるじゃないですか。だから見つけたくないんだけど、これが
よく見つけるんですねえ。 私は。 続きを表示

田舎郡東北村、連載コラム第2話がupしました。

本日、田舎郡東北村連載コラム第2話「海の手山の手新聞バッグ秘話」が完成、UPしました。

みなさん、どーぞ、ご覧になってください。

「海山ネット」の始まりからの物語も、このネットワークを続けてきた目的も想いも、事務局の方は少ない言葉で
わかり易く、紹介してくださっています。

ほんとうにありがたいこと。海の手山の手ネットワークは海の手さんたちに新聞バッグや布の手作り小物を
作ってもらって、それを販売しているだけなので、独自の商品を生産したり、事業をやったりというのはない
のです。私たちが、他の村民の方と同じように独自の海山商品としてご紹介できるのは、人との繋がりで
生まれる輪。輪から生まれるモノなのだと思ってます。素敵なモノをご紹介してゆきたいと思ってまーす。 続きを表示

ミラノ、トリノ、イベント終了

3月11日のイベント開始日前から、沈黙が続いていたミラノ在住の日本人女性KMさんから、今朝
「イベント終了しました」とのメールが入りました。

3月10日の日、KMさんのホームページ見ていて、彼女が書いたプレスリリースに辿り着き、海山ネットの
新聞バッグを中心にして、「震災から学んだこと」というテーマに沿って書かれた文章の、その真剣さと
一生懸命さにうたれて、よっちゃんに「見て、プレスリリース見て。すごいねえ。外国で女一人でこんな凄いこと
やるんだよ。立派だねえ!」とメールを書いたことを思い出します。 続きを表示

仕事を繋ぐ

風邪が治らないので動きがとれません。外に出たいけど寒すぎる。

夕方テレビから、「南三陸の元縫製工場に勤めていた畠山さん」という声が聞こえました。
慌ててテレビの前に陣取り、「元縫製工場ってどこにあったんだろう」「畠山さんは今何を
なさっているんだろう」と知ろうとしたんだけど、詳しくはわからなかった。

わかったのは、前はお仕事がなくて困っていたのだけれど、今は東京丸の内で販売する
トートバッグを縫っていらっしゃるとのこと。ただそのミシン仕事のオーダー元が、NPOなのか
そうじゃないのかがわからなかった。 続きを表示

想像力

新宿高島屋での催事で東北村関連者全員がホテルで宿泊している時、地震がありました。
2回あった。1回目は震度4くらい、2回目は茨木で震度5くらいあった時、夜10時頃だったかなあ。

部屋は9階。東京での地震らしくゆーらゆーらゆーら。天井睨んでしばし考えた結果、起きて
服に着替えました。これが余震だったら、とどうしても考えちゃう。もし地震だったらこんな高いところ
じゃどうしようもないので、ドアから外へだって出たほうがいいのか、出ないほうがいいのかよく
判りませんが、でもともかく部屋で一人ぼっちというのはなんとも心細い。 続きを表示