産経学園カルチャーセンター自由が丘教室、新聞バッグ講座初日

早朝起きでお餅仕事を終え、東北新幹線「はやて」号8時15分発で東京へ。
昨日まで留守だった今日の主役あやさんは仙台から合流乗車の予定。

と、ここでとんだハプニングが。
土曜日の朝の満タンのはやて号の私の予約席に親子連れの子供が座っているではないですか。
お母さんと小学生5、6年生くらいの男の子が二人。

あやさんの席は私のひとつ前で両方とも3人がけの真ん中シートなのです。
親子の真ん中になんて入れません。

うーん、どうしよう。東京まで立ったままも嫌だけど、やっぱ言えない。
突っ立ったまましばし考え込んでいると、仙台であやさんが乗りこんできました。状況を見てとるや
「私どこか探してくるから」と座席探しに行き、ついに1席みつけました。JRに知れたら叱られそうだけど
これで一件落着。

 

でも古川より北のほうから乗ってきたお母さん。1席で二人が座るには子供が大きすぎる。今日は
気付ないまま東京で降りていかれたけど、次回はちゃんと切符を買われたほうがいいと思います。

 

さて、初めてのカルチャーセンター講座です。産経学園カルチャーセンターは日本で最も早く開講した
ところで、たっくさんの講座があります。
このセンターで海山に声をかけてくださったMさんは、横浜の新聞博物館で始めて私たちが作った
新聞バッグをご覧になり、お電話をくださったそうです。

今日講習を受ける方は10人。
東京では初めての新聞バッグ教室なので、海の手山の手新聞バッグ、海の手山の手チラシ、「聞いてけさいん
新聞バッグのはなし」の冊子、大崎市のガイドブック、4月13、14日梅農場で開催する「ほっかぶり市」のチラシ。
等々、取り揃えて、最初に海山ネットのはじまりからお話ししました。

回を重ねるにつれてあやさんの教え方も手馴れて来ました。が、毎回気づきがあり、反省があります。

今日の講習生の方々は大変熱心で、一人残らず見事なトート型とマチ付小バッグが完成しました。
よかった!

そして今日のみなさんへのお土産は。

ミニよっちゃんなんばんと、あやさんオリジナルのお道具入れ新聞バッグ。
フランスパンを入れるのにピッタリでしょう?

みなさん、気に入っていただけたでしょうか。

 

版画家の岡澤さんと四万十のインストラクターJさんがわざわざカルチャーセンターまで来てくれました。
そして岡澤さんはこのカルチャーセンターで、版画とケシゴムハンコの講座を始めることになりました。

そしてもうひとつうれしい話。
今日来られた講習生のSさんは職場(大学)で廃棄していたドイツの新聞をくださるそうです。そしてSさんは
折り紙をなさる方で、これから良い深いつながりができそうな予感がします。

東京まで出てくるのは大変だけど、来ればこうして新しい出逢いに恵まれることが嬉しく楽しいです。

「被災地まで行かれました?」と岡澤さんに訊ねたMさん。
「行きましたよ」という岡澤さんの答えに「今度一緒に行きましょう」とおっしゃっていました。

次は5月29日です。
またよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

明日は初講座

昨日、いったんは東北新聞バッグプロジェクト用新聞バッグの発送は終わりましたが、その間待って頂いた分
新聞バッグ作りが大変で、うちのテーブルはこんなことになってます。

 

あるものを使って作る、というのが海の手山の手流。ということで紙抑えに使っているのは虫刺され薬のキンカン。 キンカンは今私にとって大事な新聞バッグ作りの小道具になってます。食品スーパーに行くと、ちょっと細身でどっしりして多少重みがあって、小さいビンを見ると気になって気になって。今日は小さいソースの瓶がほしかった。

取っ手をまきまきするのはコーヒーの缶。中味が入っているほうがいいのか空のほうがいいのか、使って間なくに
ペコペコに凹んできます。だからしょっちゅう変えなきゃいけない。

そして止めつけるのは洗濯バサミ。これもどれでもはよくない。先っぽはちゃんと挟むけど、挟んだ跡がつかない
洗濯バサミ。これは今からも探し続けます。

 

そしてこれらの小道具を持って、明日は東京自由ヶ丘の産経学園カルチャーセンターで初めての新聞バッグ
作り方講座に行きます。

なんか捨てるようなものばかりで恥ずかしいような気もするんですけどね。

でも講習生の方々に差し上げる新聞バッグは新デザイン、どこにもないあやインストラクターのオリジナル     バッグ。差し上げるのが楽しみです。

 

大震災から2年。2万枚近くの新聞バッグを海の手と山の手で折ってきましたが、まさかまさか、東京のカルチャー
センターで講座を持つ日が来ようなんて、まったく考えたこともありませんでした。
自由が丘の産経学園のMさんから遠い宮城までわざわざ声をかけていただきました。

素敵な新聞バッグを楽しく作って、何時の日か東北にも足を運んでいただけるよう、東北の観光大使のような
気持ちで行ってきます。

 

 

 

 

 

発送完了!!東北新聞バッグプロジェクト高知銀行さん2714枚!

本日は、高知銀行さんより発注して頂いた新聞バッグ2714枚の3回に分けた最後の発送日です。

でも夫を病院に送らなければならないし、加工場の更新間近で保健所には行かなければならないし、古川で
Cちゃんが作ったモジャクリ新聞バッグを受け取りに行かなければならないし、病院に迎えに行かなければ
ならないしで、かなり時間がキュウキュウ。

でも今日に向かって海の手山の手1丸になってがんばってきた東北新聞バッグprojectの完結の日なので
せめても数が足りない、というようなヘマはしたくない。

 

という訳で、昨日は深夜まで、これまで作ってもらった新聞バッグの検品を集中的にやりました。
新聞バッグをめぐる作業の中で、1番心身ともに疲れるのは検品作業かもしれない。

せっかく一生懸命に作ってくれたんだものなあ。どれもこれもOKにしたい。でもたかだか新しくない新聞紙で作った
紙のバッグといえど、お客様の手に渡る時は商品なんです。手順は単純なのだから、いかに丁寧にきれいに
見えるように作るか。それだけなんですが、それが簡単にそうならないのが苦しい。

 

たくさん作ってくれたうちのたくさんを弾きました。検品をしながら、農業は商品作りとは縁遠い物作りだと
改めて認識しました。農産物は、採りたて、掘り立てが最高ですものね。

 

今日を迎えて、この2年間、南相馬のあやさん、南三陸のインストラクター部隊のけいこさんやしんこさん、女川のSさんの新聞バッグ作り、そしてむっちゃんたちの布もの作りの腕は凄かった、と改めて感服します。

 

ちょっと疲れていて頭茫然としてますが、お世話になった方々、ありがとうございました。

高知銀行さま、ありがとうございました。

そして四万十チームの皆さま、本当にありがとうございました。
そして四万十のインストラクターのみなさん、お世話になりました。ありがとうございました。
この回は終わりましたが、末永くよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

想定外

朝のお餅仕事を終えてから、福島の病院に行く夫を車に乗せて東北新幹線古川駅へ。
戻る途中で一か所お餅の出荷をして、大急ぎで帰宅。
といっても、もうほぼ12時で、昼食の支度も気になるが新聞バッグも気になります。

東北新聞バッグproject、高知銀行さん行き新聞バッグ2700枚の最終発送日を明後日に控えて
気が急く、気が急く。数、足りるのかなあ、間に合うかなあ、と何やってても頭から離れない。

その上に別の受注分がいくつか重なっていて、そっちも納期が迫っています。

お客様のほうにも流れがあっての発注だと思うので、新聞バッグを思い出して頂いただけでもありがたく
お約束の日までに間に合わせたい。と常にそう思って注文を受けるのですが、主力のインストラクターに
用事ができて留守になる、というのは想定外だった。

それも一人ではなくて2人、3人と入れ替わって同様の状況なので、高知銀行さん分以外の新聞バッグ
については、私ががんばらざるを得なくなりました。

 

という訳でこの2、3日時間がある限り、新聞バッグをおり続けているけれど、お餅屋なのであんこ作りも
もち米洗いもあって、まーーーあ、大変!!

必死の最中、「新幹線に乗ったよー」と夫から電話。
ええ?、もう帰って来るの?

ヤマトで送る荷物を持って、途中で寄ることになっているインストラクターに渡す英字新聞も持って、
ジーチャンを迎えに行くのを楽しみにしている4歳の孫を後ろの座席に乗せて、再び新幹線の駅へ。

 

支援の枠を超えて、手で作る商品としての新聞バッグを販売しようと、企業との提携第1弾として東北新聞バッグプロジェクトが始まりました。そしてもうすぐ終わりの日を迎えようとしています。
でもね、大量生産ではなく、手で作るモノを一時にたくさん作る、というのはけっこうきつい。              作れば作るほど、頭は使うし体も使う。知恵も湧くし、アイデアも湧くし、手にも馴染む。                 けれどもきついことはきつい。

 

だからといって、機械で作ったほうがいいよー、とは決して思いません。ボケ防止にはなっているはず。

 

さて、ちょっと手を休めたので新聞バッグに戻ります。
えらいことです。間に合うか。

 

 

 

 

 

 

 

 

新聞バッグワークショップ第2回目

今日は日曜日。

朝のテレビで毎日曜日にやる食材の番組やってました。今日は「サバ」。
青魚の鯖です。鯖は栄養的にも大変優れていて、今東京の料理屋やレストランなどでも注目されていて、
浸けとか鍋とか、鯖ご飯とか、こんなにいろいろ食べ方あるよー、と。

一口食べては、「おいしいー!」「うまーいッ」と嘆声を上げる出演者を見ながら、「ふーん、そんなものかね」
と不思議な気持ち。

私は鯖育ちです。福岡では鯖は普通に生で食べます。床屋だった私の母はいつも忙しくて、食事の支度が
できない時には近くの魚屋で鯖を買って、刺身にしてごま醤油に浸けてご飯にのっけて食べてました。

だから後々大阪や東京で生活するようになってから、、鯖は刺身では食べられないんだと知って驚きました。
鮮度が落ちるのが速いからなんですって。

でも今日のテレビの話では、そこをクリアして刺身で食べられるようになってきてるんだそうです。
「鯖を食べるときれいになりますよ」
と言っていたけど、そりゃないでしょう。

 

さて、今日はアレンジエッグでの海山主催の新聞バッグワークショップ第2回目でした。

実際にやるのは3回目なので、3度お会いし続けの方もいます。続けて来てくださると嬉しいです。
会場の都合で定員は10名ですがほぼ定員いっぱい。

1回目は小バッグだったので、今日2回目は中バッグのマチ付とトート型のバッグを作ります。
中バッグは新聞2枚を使うので、1枚で作る小バッグよりもちょっと手間がかかります。

みなさん熱心に取り組んでくださっています。

インストラクターのあやさんは教え方がだいぶ手馴れてきました。
近頃では時間さえあれば新聞バッグを折り続けている私も、ちょっとはインストラクターらしく
教え方のお手伝い。

お母さんとお子さん2人が作った新聞バッグ。
素敵でしょう?!  親子一緒にこんな風にエコバッグを作るなんて。
お母様はパン屋さん。いつかこんなバッグにパンを入れてお店に置いてほしいなあ。


ワークショップが終わったら、今度はよっちゃん、みっちゃん、私の新聞バッグの作り方おさらいタイム。

それなりにしっかり疲れてワークショップ終了。
アレンジエッグさんには時間オーバーも快く了承して頂きました。ありがとうございました。

来月の第3回目はいよいよ、新聞紙5枚で作る大バッグに進みます。
お時間のある方、お近くの方、是非どうぞご参加ください。

 

しかし、帰りは寒かった。
家に帰っての最初の言葉は「さむーーい!!」
なんでこんな寒いの? 桜どころか梅だって咲かないくらい寒いです。

 

そうだ!!

今日あやさんが新聞バッグのすごいのを作ってきました。
今月末の東京での新聞バッグ講座用に、普段は使用しない大きさの英字新聞紙を使って何かを作って
みようと、試行錯誤の結果の作品です。

色といい絵柄の使い方といい形といい、「ええーーッ」と驚く出来栄えでした。
よっちゃんがまだ写真掲載をしないというので私も合せてちょっとの間秘密。
全国からいろいろな英字の(ドイツ語も英字というのかしら)新聞紙を頂きますが、大きさや形がまちまちで
この形が違う新聞紙を使って、何かできないものかと常々考えていました。
あやさんの努力でこうした新しい作品が出来上がると、「そう、わたしらがやりたいことはこういうことなんだ」
と心から感動します。

これからもそういうことをやっていきたい。そう思います。

 

 

 

 

 

 

 

春がきた

東京、福岡、高知などではもう桜が満開だとか。
例年より10日も早い開花だと言ってますが、よほど暖かいんでしょうね。

ここは日中は陽射しが強くて、家の中から窓越しに外を見ると「あったかそうー」に見えるんだけど、
外に出ると風が冷たくてやっぱりダウンを着たくなるような気候です。

昼間はまあ温かいけど、朝はマイナス4度とか5度だもんね。

でも今日はちょっと家周りを見てみよう、と冬が終わって初めて庭というか敷地の中を歩いてみました。

至るところにボキボキ折れた木の枝。去年の冬ももの凄い風で庭中折れた木の枝だらけになったけど
今年も同じ。この枝を片付けるのが大変です。

今日も風が強かった。
ガソリンスタンドでセルフでガソリンを入れていた時、強烈な風で体が吹き飛ばされるようで、このまま       ホースを離したらどうなるんだろう、と恐ろしくなりました。

枯れた木の枝の下からのぞいているのは斑入りのフッキソウです。

植えたわけではないけど斜面の下のほうではクロッカスが満開。

温度は低いけどハウスの中ではそれなりに苗が育っています。

チェッカーベリーは秋からずーっと赤い実をつけっぱなし。
白い小さい可愛らしい花が咲きます。             花が咲きながら実をつけているのでチェッカーベリーというのですって。

我が家の外猫、自由猫のシロリン。
寒い日は倉庫の中の暖かい寝床から1日出て来ないけど、暖かいと場所を変えて日向ぼっこします。

そしてうちの4歳は1日中、玄関扉が壊れそうなほど家から出たり入ったり、ハウス周りを忙しげに
歩き回っています。

お彼岸を過ぎて、これから日が長くなります。
今日はお盆の菊の苗も注文しました。また新しい1年の始まりです。

 

 

 

 

 

 

iPad-70の手習い

思い立って、夫がiPadという機器を練習することになりました。

普段はパソコンで文章を書いたりしていますが、パソコンの前に座ると、なんかこう気軽に書くという
感じではなくなるので、椅子に座ってたり、病院で長く待ち時間があったりする時に、ポツポツと書ければ
いいんじゃないかなあ、と思い立ったものです。

でもパソコンと比べて、あの薄っぺらい、画面を撫でるとくるくるくるくるアイコンが動き回るiPadというのは
馴染みがなくてどうも取り付きにくい。

スマホというのも同じで、周りの人達が思い思いのお洒落なスマートホンをくるくる指で動かしながら
使っているのを横目に、未だに携帯を使ってますが、流石に近頃は携帯の画面が小さくて、変えたいなあ
と思うようになりました。でもやっぱり取り付きにくいのは同じです。

 

使い方の本を読んで理解できる自信もないので、いつもおパソコン関係ではお世話になっているKさんに
ご指導をお願いしました。
お世話になった翌日から、時間をみては、夫はiPadを手に、ポツポツキーを叩いています。

夫は大学卒業後に入社してから定年退職するまでコンピューター会社の社員でした。
入社してから数年、営業職に転ずるまではシステムエンジニアという職種で工業関係の会社のコンピューター
のプログラミングをしてました。

静かなオフィスでは何人ものSEたちが1日マニュアルを読み、ページを繰るる音だけが聞こえていたことを     思い出します。私もそこにいたので。

 

ところが、営業職になり、年をとって管理職になり、パソコン業務を若い方々に任せるようになると、
急速に自身のパソコンパワーは衰えたようで、町のパソコン教室に通ったりしてました。
忘れないのはキーを叩く指だけ。これは指が勝手に覚えているので忘れないです。

 

夫が会社にいた時代には大きなコンピューターしかなかったのに、今ではほんとに小さくて持ち運びができて
好きな所で文章書いたり、調べ物をしたりができるようになって、「ほんとに便利になったもんだね。こんな日が
来るなんて想像もしなかったよね」と二人で話します。

元を知っているだけに、ほんとにこの進化は凄いな、と思います。
iPadに熟練したら、facebookなんぞに登録して、もしかすると昔一緒に仕事をした同僚の方々と話が
できるようになったら楽しいだろうねえ、と期待しているのですが・・・。

ともあれ70の手習い、話ができるようになるまで、時間がかかりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

祭日

今朝、お餅の仕事をいつもどおり始めてからビックリ!

今日、20日って祭日じゃない?

いやぁ、びっくりしました。個人営業やってて、それもお彼岸の時に餅屋が祭日忘れるなんて。
新聞バッグ作りに一生懸命なのはいいけど、餅屋が餅つくの忘れっちゃったら最悪じゃないですか。

あわててもう一回餅米洗って、小豆を浸けこんで、間に合えば昼過ぎには不足分くらいのあんこ餅は
持って行けるようにしました。

そうだ、道の駅の直売所に行ったら、よっちゃん農場の筍ご飯がたくさん並んでました。
昨日は仙台で販売だったのに、こんなにたくさんのご飯作ってえらいね!ほんとに働きもんだなー、と
感心します。やっと春がきて、行楽シーズンの前哨戦みたいなもんですからね。今は。

 

祭日を忘れていた私はもう一度餅を搗く間に、昨日作った納品分の新聞バッグを持ってよっちゃんちへ。
しーんとしてます。ワンコのチョビだけやたら元気。よっちゃん、みっちゃんは加工場でお仕事中の
様子。みっちゃんが出てきて荷物を受け取ってくれました。

 

帰りながら、やっぱりモノを作って売るというのは、大変な仕事なんだな、なんとなく思いました。
給料貰う仕事は、その仕事のことだけ考えればいいんだけれど、個人でモノ作って販売するというのは
生産から販売、営業まで一人でやるので、身体も頭もふる回転にならざるを得ない。

まあ、何を思いついても作って売るという対象になるので、楽しいといえば楽しいけけれど。

戻ってお餅仕事をして、今度は孫連れで直売所へ。

直売所から戻ったら、再度新聞バッグを持ってよっちゃん宅へ行くという、冴えない祭日でした。

明日は暴風雪とか言ってるけど、ほんとかしら。また、外はビュービュー風の音がしています。
近くの工場のテント式の倉庫は屋根が飛んでビリビリに破れ、鉄骨は曲がり、中の荷物がむき出しに
置かれていました。いだましいこと!

 

 

 

 

 

高知銀行行き第2弾新聞バッグ発送完了

昨日とはうってかわって曇天。

午前中はお餅仕事をして、午後1時から町の社会福祉協議会のホールを借りて、東北新聞バッグプロジェクト第2弾
高知銀行さんへの2回目の新聞バッグの検品、発送。

第1回目が1000個だったので、今回は500個。後、残りを3月末までに送ることになってます。

新しく新聞バッグを折ってくれるようになった人たち、前からの実力派インストラクターが、それぞれに自分が
作った新聞バッグを持ち寄って、みんなで検品して、みんなで袋詰めして、2時間で作業終了。

500個の新聞バッグは無事高知に向けて出発しました。

 

このプロジェクトではたくさんの英字新聞紙が必要になって、大学やら図書館やらお役所やら外国人の方たちの宿泊が多いホテルやら、企業やら、それこそいろんなところからのご協力で、英字の新聞紙を送って頂きました。   新聞紙がなかったら、プロジェクト自体が成り立ちません。
でも皆様がたのおかげで、新聞紙が足りなくなることがなく、納品を完了することができました。

厚く御礼申し上げます。

一人一人の方に、そして企業さんにもホテルにも、送って頂いた新聞紙で、こんなに素敵な新聞バッグができましたよー、と新聞バッグをお送りしたい、といつもいつも思っているのですが、忙しくてなかなか実行に移せません。
この1連の多忙さが終わったら、是非お送りしたいと思っています。

 

夕方6時過ぎから第2回目の、今度は高知銀行に向けて始まった新聞バッグプロジェクトを内容とする仙台放送の
放映がありました。1回目の放送は仙台銀行さんでした。

四万十ドラマ((株))の畦地社長始め梅原デザイナーその他の方々から初めてお話しを頂いた時から、第1回目、
2回目、3回目とワークショップや養成講座を経て、そこには今はわかめの収穫作業で忙しい南三陸のけいこさんや
しんこさんが新聞バッグを折っている姿もあって、その結果、新聞バッグが高知銀行の窓口に飾られるまでも
ストーリーがよく表されていました。

「そうだったなあ!」と感慨深い思いで、テレビを見てました。

仙台放送のMさん。よく撮っていただいた、と感謝しています。
画面の中のけいこさんもしんこさんもむっちゃんもみんな楽しそうに笑っていて、嬉しかったです。

 

月末が最終です。

もうひと働き、みんなにがんばってもらって完了したいと思います。
みなさん、ありがとうございました。そして引き続きよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

新聞バッグ三昧

いつも書いてますが、毎朝道の駅の直売所にお餅と花の出荷に行きます。
毎朝のことですが、私の品出しが終わる頃、生産者でお豆腐屋のNさんがやってきて、「ハイよ」と
ペットボトル入りの絞り立て豆乳をくれます。

お豆腐屋のNさんとお餅屋の私は、野菜などのように季節である時とない時があるわけではないので
年中無休の道の駅では、1年中、毎朝「おはよー」と顔を合わせます。

この豆乳は夫のがんの食事療法の大切な食材です。全く買わないでいいいので、ほんと助かる。

それから毎日1000ミリリッター以上飲む人参ジュース。ハンパじゃない数の人参を使うのですが、これも      生産者のSさんから無農薬の人参を買っています。

 

ここではレモンは実らないので、レモンだけは通販で買って、人参ジュースに入れるりんごは生産者の
Yさんのリンゴ園から。早生から晩生まで品種多彩。冬場は岩手のりんごを使います。

それと大事なのがきのこで、椎茸はリンゴ園のYさんの。舞茸やヒラタケなどは山形から来るMさんの、
海藻類は南三陸からもらい、青菜や根菜は道の駅で毎朝必要分だけ買います。

味噌は生産者の減塩味噌、お米は農家にお願いした有機米を玄米で食べてます。

こうして考えると、夫の食材を食品スーパーで買うことは全くといっていいほどなくて、夫はこの2年ほど
こうした食材を塩や砂糖を極力減らした食事で食べてきました。

だから抗がん剤もあまりひどい副作用が出ないのかねえ、と言ったら
「さあ。悪いもの食べるよりいいんだろうけど、少なくとも油ものとか辛いものとか好きなものだけを食べて、自分でも成人病になるかもなあ、という後ろめたい気分がないだけでもいいな」ですと。

 

今日は快晴。まだ雪をまとった栗駒山、舟形山、鳴子や鬼首の山々がくっきりと、青空の中に浮かんでました。
春にはこんな日が多いです。田んぼの雪はほとんど消えました。

道の駅はお客様が多かった。

そして私は今日も新聞バッグ三昧でした。よっちゃん、あやさん、私。閉店間際のヤマトに集結して、プチプチプチ
ミーティング。明日は再び仙台放送で、こないだ撮っていただいた分の放映があるそうです。
ヤマトの人も写ったかもしれないと喜んでました。18時頃からだよー。