今年も続けます。

あっと言う間にもう1月も終わりに近い。

この冬はたぶん暖冬なんだろうけど、雪が少ない。
と言いながらも今日は久しぶりに大雪。先ほど温泉に行っての帰り道は、視界ほぼなし。ライトに浮かび上がる白い路面のみを見つめてのろのろのろのろ
帰ってきて、家の入り口を通り過ぎそうになってっしまいました。

もうお正月気分も抜けて、昨年から引き続いてのお勉強を開始する時期。なのにエンジンがなかなかかからず、洋服縫いかけて中断したままの洋裁教室はまだ未開講。

でも今年もやります。洋裁教室。
昨年の初夏から始めて、1月1回の教室で私が作った洋服は自分のが3枚、お友達用2枚で合わせて5枚。
全部同じデザインしか作れないのに、なぜか意図せず全部長さが違うという実力で終わりました。2度同じことやれと言われてもできません。それでも襟をつけたり、ボタン穴作ったりできるようになるつもり。

他のみんなは凄かった。最初は色柄違いで全員同じデザインの簡単服を着ている有様だったのが、着物をほどいてのリフォームドレス、帯をほどいてのバッグ作り、パンツにモンペ作りなどに進化しました。

そして秋が過ぎ、夏物が冬ものに変わった途端に機織りに脱線。
洋裁の先生の本職が機織りだものだから、何度か石巻の先生の工房に通っているうちに、機織りやってみようかなあと・・・。これやってみるとかなり原始的な作業で、一織り一織り無心に筬を通して織るうちに布ができてくるのが嬉しい。

パーシモンの千代さんは喫茶店稼業の合間にマフラー3本織りました。
私は今裂織りに挑戦中。
今年は洋裁に加えて機織りも続けます。

そして、続けなければならないものは菊栽培。
これは道の駅出荷組合の花卉の部会活動で、県の農業普及センターの応援を受けて今年で3年目に入る「盆菊の生産拡大プロジェクト」。

昨年の秋に個人的にも相当数の菊の親株をハウスに埋め込んだので、今年は2月半ばから採穂、育苗と忙しくなります。

あとは自分の仕事。
これはもう工夫を続ける。の一言。もう10年もお餅を生業にしてきたのに、今頃になって「豆はこうして蒸すのか」などと本職さんの仕事を見て感心したりしているのだから今更のように自分の勉強不足が情けない。精進、精進。

 

今年からだいぶ長い間離れていた花の仕事に戻って、栽培したいのはガーデン用の宿根草。離れている間にこれで仕事になるのかしらと恐ろしいほど花の名前を忘れてしまっているのだけれど、頭の体操、ボケ防止と心して花の名前を思い出すことから始めます。

大震災以来3月で8年目に入る新聞バッグは、昨年の冬に新聞バッグコンクールが終わりましたが、今年はまた春から仕事が続きそう。

と「今年も続けます」と続けたいことを羅列はしたものの、80歳に近いこの年齢でどこまでできるのか、まずは体力の維持と頭の維持を続けねば。
途中で終わることもおおいにあるかも・・・なあ。

 

 

 

新年おめでとうございます

平成31年。あけましておめでとうございます。
昨年はみなさま方に大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。

昨年の秋は、来たる新聞バッグコンクールの心の準備やら、道の駅花卉部の菊生産拡大計画やら、風邪ひいてこじらせてダウンするやら、コトが多過ぎてブロクまで
エネルギーが続きませんでしたが、コンクールも終わって冬に入ってお正月を迎えて少しゆっくりなりました。

ブログを再開して、秋から起こったことなど、ゆっくりとお知らせしていこうと思います。

今年のお正月は12月末に降った雪がまだ残ってはいるものの、穏やかな珍しいくらいの晴天続き。

元旦は家族でお正月を祝い、2日は集落の新年会。

この毎年恒例の新年会、一時は部落の人が減るばかりでどうなるかと思っていたのだけれど、なんとここにきて人口増加。3年ほど前に黒田さんが来て、その後子供さん2人の若いご家族が来て、昨年からは亡くなられた区長さんの弟さんが関東からみえ、その若い息子さんたちがしょっちゅう農作業にみえて、一挙に小さい子供たちが増えて平均年齢も新年会も若返りました。

若返ると活気が感じられて、こういう変化はほんとうに嬉しい。
未来に希望が持てます。

 

3日は思い立って初詣と前から行きたかった石巻のサンファン館へ。
初めて東北を訪れた時に、期待していた瑞巌寺が閉館で見られず、お隣の薔薇寺で支倉常長がヨーロッパから持ち帰ったというガラスの器を見せてもらって以来、一度は見たい、乗りたいと思っていたサンファンバウティスタ号。

なかなか行く機会がなく、今日はやっと見られると勇んで行ったのですが、なんとまあ休館日でがっくり。
31名の乗組員を乗せて月の浦から出航していったという、サンファンバウティスタ号は静かな海に渓流されていましたが、思ったより小さいのにびっくり。
こんなに小さいので行ったの!と驚く小さな帆船でした。

 

ついでに私たちの洋裁と織物の先生、加納さんのお宅に寄って、女川街道から石巻の市街地に入ったところで、街の中を突っ走るカモシカに遭遇。びっくりしたわ!

最初、その色からイノシシかと思ったけれど、よくみれば鹿、カモシカ。カモシカもビックリ顔だけれど、こっちもビックリでした!

 

初詣は、これまで行ったことがない柳津虚空蔵尊。
「日本三所の秘仏」といわれる弘法大師由来の南三陸奥州柳津虚空蔵尊ということだけれど、立派な鳥居がある珍しいお寺。
山深い小さなお寺かと思いきや、立派な杉木立ちに囲まれた境内には天神堂や稲荷堂、弁財天の祠や石の鳥居、撫で牛や撫で虎なども鎮座して、神様と仏様が両方いらっしゃるような大きなお寺でした。

 

 

平穏な日々を祈願して初詣を済ませ、また明日から通常に仕事をはじめます。

本年もよろしくお願い申し上げます。