土曜日。
普段だったら直売所で生産物を出荷したらすぐに帰ってしまうのに、今朝はなんとなく「今日はすぐ帰らなくても
いいんだ」ムードの生産者仲間のお母さんたちがバックヤードの椅子に座ってしばしおしゃべりタイム。
最初はみんな共通の腰痛の話、転じて舅姑の介護の話、次は熊の話(みんな同じ集落でどのお宅でも熊が
出る。うちも来る)。
田んぼ、畑や筍採る時、耳がいい熊に今からそこに行くよー、とどう知らせればいいのか。
爆竹、ラジオ、犬を連れてく、という中に笛を吹く、というのがあってナルホド。それは思いつかなかった。
先日ご夫婦で病院に入院されたうちの上のSさん宅にのお庭。大きな樹々や咲き乱れる薔薇やニッコウキスゲの
花に囲まれて雰囲気はいいんだけれど、熊が怖い。
そうか。まだ少し片付けものが残っているので、ピーピーホイッスルを鳴らしながら仕事をしよう。
熊から、犬の喧嘩の話に転じて、インコの喧嘩の話で終了、解散。
たまにはこんなのどかな時間もいいもんです。のどかな話だなあ、とほのぼのしながら次の目的地へ。
今日はほっかぶり市。あっちで雨が降ったり、こっちでバケツをひっくり返したような雨が降ったりのわけの解らぬ
空模様の下、ほっかぶり会場の花山さんへ。
美味しいナオコちゃんのトマトを買い、青い虹さんのパンを買い、あやさんが作ってくれた新聞バッグならぬ
新聞名刺入れと新聞封筒をよっちゃんに渡します。
と、お店の中に入る前に中から聞こえてくるのは大勢の唄声。えー? ほっかぶり市、みんなで歌ってる!
あっちこっちで土砂降りの雨が降るのでお客さんが少ないのか、ほっかぶり市はライヴ会場のようでした。
青い虹のリコさんのしっかりした澄んだ歌声、ほっかぶりの時には常々サックスを演奏される山田さんの味のある
唄。椅子のようなタイコを叩くよっちゃん。
みんな楽しそう。
みんなで手ぬぐいをほっ被ったほっかぶり市は、こんなところがとても素敵なんだね。
お客さん来なくても気にしない。儲けが少なくても今日は気にしない。また次がある。
次にはまた楽しい企画をします。みなさん、来てくださーーい!!
古川に出て、薔薇を植える準備。大鉢2個、薔薇の土など車に摘んで帰宅。
明日は新聞バッグ回収に南三陸へ行くつもりですが、お天気が悪そうなので行けるかなー?