昨日、今日の暑いこと。
なのに何故か道の駅は午前11時頃まで混み混み。朝からどうしてこんなにお客さん多いのかなあ。
どこへ行くんだろうなあ。と考えてそうだ、山形へさくらんぼ刈り? と思いつきました。
今は山形のさくらんぼの時期なのです。
直売所ではここ岩出山のさくらんぼも並び始めました。作っているのは私が住む集落の奥さんとご主人。
私が移住してきて間もない頃から始められたと記憶してますが、最初10年は売るなんてものでは
なかった。紆余曲折を乗り越えて今は立派なさくらんぼが出荷されてます。
「わあ、T子さんのさくらんぼだ!」と見つけたらすぐに買います。
そのさくらんぼを持って、鳴子から出てきたあやさんと、黒田さんと一緒に夜、川渡温泉へ。
1週間だんなさんと一緒に湯治にきている南三陸の新聞バッグインストラクターけい子さんを訪ねます。
本館とは別玄関になっている湯治棟に入るのは初めて。迎えに出てくれたけい子さんと一緒にお部屋に入ると
テレビ、冷蔵庫など最低限生活に必要なものは揃っていて過ごし易そう。
「羨ましいー。こんな生活してみたい」
3人口を揃えて思うは一緒で、けい子さんがお父さんの代から入っているという温泉に4人で入らせてもらいました。
海山女子部、いい湯だな、の図です。
よっちゃん、みっちゃんご夫妻はお昼に訪問したそうです。
温泉に入った後はだんなさんも一緒に被災地についての雑談。
大震災から4年経った今、4年経過したならではの難問が諸々ある、ということがよくわかりました。
それについてはまた発信しなければ、と思います。
「食べて、食べて」と次次にけい子さんが出してくれる海草の煮付け。
以前に食べてあまりに美味しかったもので真似した煮たけれどダメだった。結んだ昆布も煮ているうちに
全部ほどけてしまってうまく煮られなかった。さすが、海のお母さん。茎ワカメの煮たのもメカブも大変美味しくて、
食べ始めるとハシが止りません。
湯治の間もずーっと新聞バッグを作っているけい子さんに、文句も言わずに付き合って穏やかなご主人は
ちょっとそんじょそこらにはいないような強さや頼もしさを感じます。きっと海で培われた迫力だと思うのですが
時間があれば是非またお話を聞きたい。学ぶことがたくさんあるのだと思います。
楽しい時間でした。海の手山の手ネットワークとして一番近さと温かさを感じる大事な時間かもしれない。
そして山野草の日除け棚も完成しました。後は遮光ネットをかぶせるだけ。
ゆっくりぼつぼつやります。