新しいパソコン

ここしばらく調子が悪かったパソコン。

急に字が大きくなったり、くるくる動いて画面が安定しなかったり、暗ーくなって
立ちあがらなかったり、ああなったりこうなったり、いつもメインテナンスをお願い
している狩野さんに来てもらって相談してしているうちに、いやもうやめよう、pc
変えようと思うに到りました。

狩野さんに相談して、勧められたのがこれまで馴染んだウィンドウズではなくてMac.
できるのかな、できるのかな、と心配でしたが今日、これまで使っていたウィンドウズ
より、うんと薄くて軽ーいMacPCがやってきました。

 

で、これでブログを、というのが狩野さんの宿題。

今んとこどうにかこうにかなってますが、最後まで行き着けるかどうか。
写真まで入れられるかどうか。
76歳にしての挑戦。頭の体操、ぼけ防止。

一昨日、ひとりでぼんやりしてくて鳴子の森の中にある潟沼に行きました。
森の中を抜けて沼が見えるところまで出て驚いたのは、その水の青さ。
空の色を映して見事なスカイブルー。

おおー、入った!

なんとかなりそうです。

よろよろとMacの練習をします。

 

 

 

 

 

毎年恒例

毎年直売所の表や裏の軒に巣を作るツバメの雛が、飛び立ち前の
大きさに育ってきました。

生産者用の建物の入り口のすぐ上、手が届きそうなところにも毎年
同じツバメなのか違うツバメなのか判らないけれども巣がかけられ、
もう大きくなった雛が4羽並んで大きな口を開けて親鳥を待っている
姿を、お客様が楽しんで見ています。

この時期、毎年恒例で起きるのが雛落下事件。
なんでこの時期になると落ちるのか、毎朝直売所に行く度に裏や表に
飛べない雛が落ちていないか気になります。

先日見かけた表の軒から落ちたらしい雛。
他の兄弟らしき子ツバメは高さは低いながらも縦横無尽に飛び回って
いるのに、1羽一回り小さく見えるこどもツバメがどんなに羽ばたいても
力が弱くて飛べない。もうちょっと! もう1回!、と自分がツバメになったように手に汗握る気持ちで見ているのだけれど、うしても浮き上がれ
ず地面に下りてしまうのです。

飛べない小ツバメから離れず、周りを飛び廻っている2羽の親ツバメが、
地面に下りたままの小ツバメに餌を与えるのを初めて見ました。
思わず手を出したくなるのだけれど、それは絶対やっちゃだめだと言われ
ているのでやりません。

でも気になる。毎日。

 

先日カッフェパーシモンに初めて来たお客さんは、千葉から隣町の
加美町に越してきて、自転車で周辺を探索中のあ・ら・フォーティの
女性。その日は、楽曲喫茶パーシモンを目指して来たとのことでした。

話しているうちにお客さんのリカさんは、パーシモンの壁に貼られた
「北の国から」のカレンダーに注目。
「なんで北の国からのカレンダーがあるんですか?」
と問われて、海の手山の手新聞バッグとここ数年間培ってきた富良野
との関係や富良野塾の話をしました。

するとリカさんから「私も富良野にいたのですよ。独身の頃に富良野で
働いてみませんか、という農業作業員募集の広告に応募してしばらく
富良野のメロン農場で働きました」と驚くような言葉が。

さらに「一緒に作業していた方が2人富良野塾に入ったのですよ。富良野
塾は2年間なので、その後どうなったのか

 

 

 

 

 

盛岡へ

毎日いろんなことが起こります。

昨日は道の駅出荷組合花部会研修の下見に盛岡まで遠征。
今年の花部会の春の研修は、盛岡の街中に飾られる花のハンギングバスケットを
観たいと思っています。

盛岡までは東北自動車道で約2時間。運転してくれるのは部会員の野田さん。
同行者は盛岡に詳しいチヨさん。

しかし、この数日ひと季節戻ったように肌寒くて、宮城よりもっと北の
岩手ではどのくらい寒いんだろう、とちょっと不安。お天気は梅雨入りしたに
しては良好。

盛岡では野田さんが前もってハンギングバスケットに関する情報をお願いしていた
盛岡の情報紙の元編集長、稲子さんが出迎えてくれました。

稲子さんのお話では、最初は毎年花で飾られるカナダのビクトリア州との姉妹
都市交流で始った盛岡のハンギングバスケットだが、今では町ごとに分れて
独自のハンギングバスケットを作っているのだそう。

ご紹介頂いたフキデチョウの通りのハンギングバスケットは、
お花は少し。バスケットが下がっている5月ー10月の間に蔓や葉が長く伸びる
種類を植え込み、バスケットは鉄製。11月にサンクスギヴィングのかぼちゃに
替え、かぼちゃが終ると雪の下でも美しく見える灯りに替える。替えるときには
通りの大人も子供も皆一緒に作業をし、終るとお鍋を食べたり、ソフトクリーム
を食べたり。この町独自のハンギングバスケットとの付き合い方だそうです。

お話を聞くだけで、バスケット作りや雪の中の灯りの情景が浮かぶようでした。

このフキデチョウの通りは静かだけれど、洗練されたぬくもりを感じます。
通所介護施設なのにお年よりも大人も子供も無料で本が読めるという、珍しい
図書文庫。

インドから直接買い付けられた紅茶のお店「しゅん」
偶然も偶然、紹介された紅茶のお店が、自分のお店の紅茶の親元さんだと
わかってびっくり、大慌てのチヨさん。
この「しゅん」のオーナーさんから、ふきでちょうのハンギングバスケットに
ついてのお話をうかがうことができました。

市街のハンギングバスケット。

橋の欄干の外にも、

町の中にも、

 

2時間近く市街を歩き廻って、だいたいの距離感を把握して終了。

 

帰りに前から興味があった紫波町の公民連携で作り上げた新しい町つくりの
モデル「オガールタウン」にちょっとだけ寄り道。

全国に例がない官民連携で町作りが始められたこの町で、最初に作られたのが
図書館。図書館の利用者に向けて、カフェや子育て支援センター、クリニック
に産直マルシェなどが配置され、全国から利用者がやってくるバレーボール体育館、
その利用者のための宿泊施設、と次々に設置されていった新しい町オガールは、
耳目をひきつける美しい町でした。

産直マルシェ、

花売り場。広くて羨ましい。

図書館とは思えない図書館外観、

書棚が白く天井が高い広々とした図書館は、蔵書にレベルが高く1週間ほど
INに宿泊して読破したい、と野田さん、大変気に行った様子。

この図書館では、以前に我が家の長男のお嫁さんと同じ浦安の図書館に
おられた司書のKさんにお会いすることができました。
お会いできてほんとうによかった。これも偶然の賜物。
まさかうちのお嫁さんと同じ図書館の職員だった方が、東北の図書館に
おられるなんて思ってもいないもの。

 

全ての視察を終えて、紫波から岩出山に直行。
帰ってそのまま、公民館での道の駅出荷組合理事懇談会に出席。
9時終了。
帰って餅搗き、というハードな1日、しかし充実した1日でした。

これからこの下見をどうスケジューリングするか、が課題。

稲子さん、しゅんさん、お世話になりました。