KIITOデザイン・クリエイティブセンター神戸で新聞バッグを販売します。

今日は記念すべき日というのもヘンだけど、海の手山の手ネットワークとしては、これまでなかったことが

初めて為される日です。

東北新聞バッグプロジェクト第2弾、2013年版は、海山ネットが関わっているのは変わりませんが、

去年とは一緒にやる仲間が違って陸前高田と気仙沼の皆さんと一緒に新聞バッグを作ります。

今日はその陸前高田で催す新聞バッグインストラクター養成講座の第1回目です。明日は会場を気仙沼

に移します。

 

本来ならプロジェクトの主催者である四万十チームから1名、東北新聞バッグを作っている海山ネットから

1名のインストラクターが出て、新聞バッグと初めて接する陸前高田の皆さんに新聞バッグの作り方を

講習することになっているのですが、生憎海山ネットのインストラクターである、クロダさんもあやさんも

時間がとれません。

そこで初めてですが、南三陸歌津のけいこさんに陸前高田と気仙沼での先生役をお願いしたところ、

行ってくれることになりました。

 

今日はその当日です。

初めてで9時から5時まで、新聞バッグを作ったことのない人に大、中、小と3種類の新聞バッグを教える

のは大変なことなので、どうだろうか、と気になって仕方ありません。

私たちが2011年の大震災の後の7月に、四万十から来てくださったクロダさんやジョウトクさんから

鳴子の公民館で1日かけて新聞バッグを習った時には、頭の中がめくるめきました。一応修了証は頂いた

けど、まー、全然覚えられなかった。

こんだけ覚えられないものを、たった1日で教えてくれるんですもの。教えるほうも大変だと思います。

 

仮設住宅の中で新聞バッグを作るだけではなくて、その技術を仕事として、けいこさん達が他の皆さんに

教えるという仕組みを作れたらいいな、と思っています。

 

そして新しいニュース。

神戸は目ぬきの三宮にある元神戸製糸検査所。

そして現在は平成24年の夏に誕生したKIITOデザイン・クリエイティブセンター神戸で海の手山の手の

新聞バッグを販売していただけることになりました。

どんなところかな?

と調べてみたら、デザイン都市、神戸のシンボルであり、創造と交流の拠点として誕生したデザイン・

クリエイティブセンター神戸、とありました。

KIITOがシンボルマーク。

コンセプトはみんながクリエイティブになる。そんな時代の中心になる。とありました。

同じく被災した都市、神戸で、東北で作った新聞バッグがどのような形で見てもらえるか楽しみです。