ミラノと世田谷ボロ市

昨年の12月15日16日に開催された、東京世田谷のボロ市が、また今月15日16日に開催されます。
寒い時期の最中だし、12月の時も夕方になると底冷えがしてずいぶん寒かったので、「いいです。
寒いから。12月だけで充分です」と販売を引き受けてくださるチームワンネスさんにお断りした
のだけれど、「構いません。売る品物を送ってくだされば売れるものは販売します」おっしゃって
くださった。

販売場所は前回と同様世田谷信金の横の代官屋敷。認定NPO法人リブ・フォー・ライフ美奈子基金
さんのブースをお借りするのも前回同様です。前回はがんばっていただいて全商品完売だったので、
今回は、東北のイベントでは時々行う、新聞バッグ入り自然食品、保存食品、常備食品と半ば
冗談混じりで謳っている、よっちゃんなんばん、梅干し、餅(私たちメンバーの自家生産品ばかり)セット
も販売していただけませんか、とお願いしてみました。

返事がない。
1日半ほど経って「止めとけばよかったなあ」と後悔。

だって東京で宮城の食品を売ってくださいというのは、言いにくいじゃないですか。相手の方が
親切であればあるほど、「ダメ」と言いにくいだろうなあ、とそんな立場にチームワンネスさんを置いて
しまった自分に後悔。

もう1日ほど経って代表のOさんから電話がかかりました。「いろんな方がいらっっしゃるのだから試しに
でも置いてみませんか。少なく。売れなかったら悪いから」と。
そうなんですよねえ。昨年はそうでもなかったのだけれど、この頃は、放射能の数値が出ている訳でも
ないのに自ら遠慮して、東京で食品買ってくださいというのは言いにくいなあ、と思うようになって
しまっています。メンバーのKは食材を東京で、と言ったとたんに「無理でしょう」と言います。

福島とその先の土地の間に1本の線が引かれてしまっているような気がします。

昨夜珍しいメールがありました。イタリアのミラノから。3月に経営なさっているお店で新聞バッグや
布小物や写真の展示でのイベントを考えられているとのこと。
イタリアの方々に何を伝えましょう。
やっぱりなんて言ったって、援けて頂いたお礼、感謝の言葉を真っ先に伝えたいですよねえ。
準備をするのが楽しみです。