新聞バッグで1000枚というのはたいした数です。
特に今回の高知銀行さんへ送る新聞バッグは「もじゃくり新聞バッグ」という、新聞をグチャグチャに揉んで
皺加工のようにして作るバッグなので、普段作るものよりひと手間かかります。
それが全部で2700枚。 その最初の締め切りの1000枚だけでも作れるのかなあと、想像がつかなかったのですが、南三陸のけいこさんやシンコさんの踏ん張りで、一昨日歌津に行ったらたくさんの新聞バッグができてました。
で、今日は私たちの地元、山の手新聞バッグインストラクターが折った新聞バッグの検品、袋詰め作業をやります。
そして合わせて、1000枚になってなきゃいけない、というのが今日の絶対的指令。新聞バッグを作り覚えた折り手の仲間たちが、仕事の合間に50個、100個と折った新聞バッグ。集めてみなければいくつあるのかわかりません。
スリル満点。そのうえにもうひとつのスリルがあって、府中美術館で使っていただく新聞バッグ200個。これも今日が
発送予定日です。
午後1時、町の社協のホールをお借りして、この先の新聞バッグ作りを見越した、新しい人達の新聞バッグ教室と
よっちゃんが先導する検品、発送作業を同時進行でスタート。
最初はインストラクターの数が揃わず、これでできるのかと心配したのですが、仕事だの、家の用事だのを済ませて
一人一人と作業に加わってくれて、大過なく作業を終了することができました。
新聞バッグを前から知っていた人も知らなかった人も、作業を見るとなんとなく手伝ってくれるのが不思議です。
府中美術館担当の私は家で大車輪。こっちも娘や、ふだんは新聞バッグに手を出さない家の者も、糊をつけたり
数えたりと1日手伝ってくれて、時間ギリギリにヤマトに滑り込んで発送終了。
よっちゃんから電話。「終わりましたよー、1030枚、ハーーーーッ」
私も終わったよー、あはははは・・・。
いやー、笑うしかないような怒涛の1日でした。疲れた!