東北新聞バッグプロジェクトは3つの団体が入って進められます。
南三陸戸倉のNPOみなとみらい、株式会社ファミリア、そして海の手山の手ネットワーク。
海山ネットのワークショップは第1日目で終わり、2日目は多賀城の(株)ファミリアで行われます。
まず最初に(株)ファミリアさんの会社の設備を見せていただけるそうなので、わくわくしながら多賀城の
ソニーの工場内にある(株)ファミリアさんに向かいました。
農業6次化プロジェクト、や被災地に仕事を作ることを目標として大事業を展開させている島田社長はまだ
29歳。これまで出会ったことがないような、知的な考えを明晰に語る青年社長でした。
畑、野菜の加工場、蕎麦屋、パン屋を同時進行で完成させていくプロジェクトの中での中枢部、野菜の
加工場を見せていただけることになりました。
冷凍するにも乾燥するにも粉砕するにも、農業者にとってはただただ垂涎の的としかいいようのない見事な
機械の数々。これは売れちゃって売れちゃってしようがないだろう、と思っていたら、島田社長から数字の
説明。が、ゼロが多すぎて頭に収まりきれません。
会社の加工場で作られた昼食を頂いた後、午後にワークショップです。
このミネストローネもエッグサラダも美味しいですよ!しっかり身が詰まってドッシリしたパンは2、3切れ
食べただけでお腹満杯です。残りは家に持ち帰って家族で頂きました。
ワークショップの内容は昨日と同じ、新聞バッグをこのファミリアさんでどのように使っていくのか。
震災後、2万食の炊き出しをされた島田社長は、復興活動でもたくさんの重要な役割をこなされた方です。
きっと素晴らしい使い方を考えられて、被災地の仕事作りに貢献されるのだと思います。
ワークショップ終了後は、島田社長ご推薦の仙台のお蕎麦も食べられる料理やさんで懇親会。
呑んで食べてたくさんおしゃべりをして1本締めで終了しました。
四万十チームの方々、そしてご一緒に参加してくださった方々。
私たち海山ネットの「なーんにもないでも残った手で古新聞でこーんなにいろんなもの作れるんだよ」という
小さい小さい活動を、このような形で取り上げていただいてありがとうございました。
四万十チームのみなさま。遠いところを何度もお出でいただいてありがとうございました。
次には新聞バッグコンクールに参戦します。四万十にうかがいます。
今回誕生した最年少中学1年生の新聞バッグインストラクターがどんな新聞バッグを作るのか楽しみです。