経済復興の始まりの始まり

           勾当台公園のイベントに行ってきました。

     私たち海の手山の手ネットのブースはほんの少量の品数ですが、南三陸の海の

     手さんたちが作った布の小物。小手、(海の仕事用。ツルツルしているけど、水濡

     れOK)保険証入れ、バッグ、ティッシュ入れ、レース編み、手ふきタオル、エプロン

     など。そしてSさんご夫婦、とノブちゃんが作った竹盆栽、旅館で避難者の皆さん

     に作ってもらっている新聞のバッグ。たくさん買っていただいてありがとうございま

     した。 また来ていただいたお客様のお話を聞くのが楽しみです。ここで品物を買

     っていただく以外にもいろいろなお話をすることで、みんなこの困難をどうやって

     乗り越えたらいいんだろう、考えているのがよくわかります。この困難があるから

     みんなで手を繋いでその輪を大きくして一緒にがんばるしかないんだ、という想い

     が実感されます。

     海の手山の手ネットワークの目標は、海の手と山の手が手を繋いで仕事を生み

     出すこと。今は海の手さんは仕事場と材料がないので、野山を仕事場にしていた

     だき、野山の材料を使って物を作り、小さな商いをして、得たお金で物を買って

     お金を支払い、また物を作ってと経済を回すこと。小規模だけど、それが経済

     復興の始まりの始まりだと信じて明日も商いに精を出します。

     みなさまのご来場をお待ちします。              山の手S記