雨が降りそうな、でも降らなさそうなはっきりしないお天気が続いています。
蒸し暑い。庭(とういうようなもんじゃないけれど、山だけど)の木の伸び方が凄ましい。1年に50センチは
伸びているんじゃないかしら、と思うくらい縦にも横にも年々でっかくなります。山の木なんだからしようが
いんだけれど、夏になって鬱蒼とした緑を窓から眺めていると、やっぱり「どうしよう」という不安が頭を
もたげてくる、ということは自然はやっぱり人間より生命力が旺盛である、ということなんだなあ・・・。
越してきた時50センチくらいの鉢植えだった煙の木(スモークツリー)。今では3メートルくらい。
半分くらいに伐っても2、3年すると元に戻ります。花束なんぞに入っているので、こんなに樹生が
強い木であるとは知らなんだ。
さて、話を元に戻して
6月11日。
近所の地区公民館の一室を借りて、黒田さんと二人で午後から車満載の南三陸分の新聞バッグの検品。
けいこさん、一人で600個も折るなんて普通だったらちょっと考えられない制作力なんですが、これが、
きれいなんですよ。けいこさんの仕事を見る度に、こういう突出した人がいるから、海山は続いたんだなあ
と思います。
そのけいこさんでもたまには糊が剥がれていたり、取っ手がずれていたりするのがあるから検品します。
想像していたとおり、夕方5時になっても半分くらいしか検品できませんでした。
いったん家に戻って、明日のお餅仕事の仕込みをして、夜7時から会議が始まる地区館に戻ってみると、
黒田さんがたった一人ポツネンと検品をしているではないですか。げっそり疲れた顔をして!
「えーッ、まだいたの」
間で梱包し終わった大きな大きなダンボール箱4個口、ヤマトに運んだそうです。ほんとうにお疲れさま。
ということで私は会議現場と検品現場を行ったり来たり。なんてこった!
翌12日はみんなに来てもらっての検品になります。