本番シュミレーション

朝のお餅仕事の後、宮崎のIさんに会いに中新田へ。

明後日の修学旅行体験講習のサポートをしてもらうために、修学旅行の生徒が作るのと同じ形の新聞

バッグをIさんにも1回作って体験してもらいます。

Iさんは山深い宮崎の酪農業のお母さん。7人家族の主婦業をこなしながらまだ新聞バッグを折り始めて

さほどの時間も経たないのに、ずいぶんたくさんの新聞バッグを作ってくれました。楽しいそうです。

そして宮崎で一緒に新聞バッグづくりを始めた5人の仲間のまとめ役もやってくれてます。

「凄いなあ、ありがたいなあ、知り合ってよかった」と感動したのは、今日のお昼に私と会うために、お握り、

いちじくの甘煮、アスパラガスなど私のお昼ご飯を持ってきてくれました。ご飯を頂いたから言うわけじゃ

ないけど、忙しい時間の合間を縫ってちゃちゃっとお握り握って、おかずも一緒に持ってきてくれるような

気働きができる女性(男性でも同じだけど)って素敵だなあ、と思います。

私は食べたりもらったりする専門なんですが・・・・。

 

宮崎からいったん家に戻り、日曜日で暇な孫を車に乗せて、明後日の講習実演シュミレーション現場へ。

もうよっちゃん夫妻は来ていて、できるだけ遠くから本番さながらの黒田さん、あやさんの実演を見ている

ところでした。

わかるかなあ。見えるかなあ。遠くで見てるほうも真剣。

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見えやすくするために大きな色付きの紙を用意しました。

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あやさん、黒田さん、知恵を絞ってこんなふうに工夫したんだけど、どうだろう。

中学生たちに見えるかな。わかってもらえるかな。

お願い! わかってもらいたいーー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドキドキ

いよいよ6月3日の修学旅行の日が近づいてきて、やることいっぱい。でもどれもこれも準備がちゃんと

とできているか不安で、ぜーんぜんっ、落ち着きません。やっぱり中学生200人というのは、何をするのも

大変な数で、自分の子が修学旅行に行っている時には気づかなかったけれど、今回は先生の気持ちに

なったり、親の気持ちになったりして、先生たちの苦心とか苦労とか全然気づかなかったんだなあ、と

今にして思います。

 

道具からして、いくら新聞バッグが古新聞と糊だけでできるといっても定規と糊くらいは要りますから。

定規は200本は用意できないので、手作りすることにしました。厚紙の方眼紙を切って定規を作る。

んだけど、そうなると鋏が要る。糊づけ用の筆が要る。ということでこれは送ってもらうことにして、

残るは取っ手を作る時用の芯棒。

これも手作りです。昨日から新聞バッグコンクールinN・Yの会議のために上京したよっちゃんが今日は

とんぼ帰りの疲労で「頭痛い、頭痛い」と言いながら、機械で切った棒を両端磨くという作業をしています。

 

きのうはみんなで集まって中学生たちが使う新聞紙を揃えたり、布を切ったりして道具の準備はあらかた

整えたものの、教えたら伝わって新聞バッグができあがる、というシュミレーションはまだやってない。

 

修学旅行が終わったら、1週間余りで、新聞バッグ1800枚という大量注文の納期がやってきます。

そのうえほんとうに有難いことに、横浜の新聞博物館では催しものの人気が高いらしく、お客様がたくさん

きてくださると同時に新聞バッグも売れて、近頃では次々に注文を頂いています。

 

おかげさまで今日で新聞バッグはすっからかんになりました。

あと補充して誰かに折ってもらわなきゃいけないけれど、まずは1800枚が先。

 

というような慌しい状況です。

子供たちは明日朝には東北新幹線栗駒高原に到着してそのまま南三陸町へ。きっと今夜はドキドキして

寝てることでしょう。私も明後日のこと考えたらほんとドキドキします。うまくいくかなあー。