仮設住宅支援決定

              ひどい雨ですねえ。

       川が氾濫して溢れた名古屋や宮崎、大分などの町の様子を、テレビの映像で

       見ています。わあ、大変だ、ほんとに大変だと思いながら、見るのを止められ

       なくて見続けていますが、311の津波の時もきっとこんな風に被災地以外の

       方は呆然としながら見ていられないと思いながらやっぱり見るのをやめられなく

       なっていたのでしょうね。

       被害に合われた方にお見舞い申し上げます。

      福岡のD社長から連絡がきました。会社の取締役会で仮設住宅への支援が決定

      され、ふたつの仮設住宅約80世帯に快適に暮らすための雨樋や必要な木材

      などの支援がされることになりました。それと津波で道具を流された同業者の

      方にも道具を送るそうです。

  

      ほんのちょっとしたきっかけでこんなことが起こるなんてとても不思議です。

      D社長は私と同じ学校の先輩後輩だけれど、知り合いではなかった。もう一人

      同級生だった友達が会社の社長をしていてD社長と女性経営者会での知り合い

      だった。「毎年女性経営者会で寄付をしているのだけれど今年はあなたの

      活動グループに寄付をするわ」と寄付してくれたお金を新聞バッグのインスト

      ラクター養成講座に必要なお金に充てた。そしたら次にD社長が日赤に義捐金

      送ったのだけれどどこに行ったのかわからないから個人のあなたを通して

      被災地に支援をしたい、と連絡をくれ、それが今回の仮設住宅支援に繋がった

      のです。3人とも女性で60代でお母さんです。

      こんな形での小さな繋がりで仮設の方々が喜んでくださるとうれしいです。

      D社長は南三陸町が好きになったみたいで、先週末に帰ったのに今週末には

      また来るそうです。全く足を踏み入れたことのない東北の地に単身で来て、

      レンタカーを借りて南三陸や解りにくい石巻の被災地を一人で運転して見て

      まわり、最後に仙台駅で車を返して新幹線で東京に向い、東京からスカイマー

      クで福岡へ帰るのですから、その行動力につくづく感服します。