温泉の街を歩く

日曜日。鳴子に行った帰りに川渡温泉のカフェカガモクさんに寄りました。
温泉駅近くに店を構える酒屋の若主人のよしひろさんがいて、近々今年できるお酒の
発表のイベントをやるんだ、と聞きました。

私はお酒は飲まないことはないけど、全然詳しくない。
よしひろさんが魂を込めて作る「雪渡り」というお酒は、有名で、作る量が少なくて
なかなか手に入らないらしい。
飲んだことはなく、買った人が大切そうに飲まずに飾っているのを見たことはある。

私の知識はその程度で、そのお酒が毎年新しく作られる度に、その発表の日に記念の
お祝いをやって、その集いには参加したい人がたくさんいるのだけれど、人気があり
過ぎてなかなか会員になれないのだそう。それは初耳。

で、その会をやる日のお昼に川渡温泉を歩く。そっちは参加者が少ないから飛び入り
自由と聞き、歩くのは自信があるので参加申し込みをしました。

という経緯で、当日、一応トレッキングの格好なぞして集合場所へ。
着いてびっくり。参加者は全然少なくない。老若男女取り混ぜて、たくさんの参加者が
談笑してました。

いやあ、驚いた!
お酒の会って、こんなに人が集まるの!

ひとりで県外から来られた中年の女性と歩きながらお話を。勿論お酒は手に入らない
けれどもこのお酒のファンクラブもキャンセル待ちだとのこと。

お酒は買えない、当然飲めない、ファンクラブに入れないじゃなんの楽しみが、、、
と思わずにはいられない私は、きっとお酒の楽しみ方を知らない全くのど素人。
でもこうしてお酒が発表されるまでの間をお酒が好きな人同士、歩いたり喋ったり
して待つ時間もまた楽しからずやと理解して、午後の半日、暖かい陽射しを浴びながら
ご一緒に歩きました。

工程は午後から夕方まで。
川渡温泉駅から歴史に残るところを案内して頂いてカフェカガモクさんで終了という
コース。

お酒のことも川渡温泉のことも何も知らないまま、人にくっつき歩いた温泉町歩き
なので確かなことはほぼ分かりませんが印象に残ったことだけひとつふたつご報告。

少しはわかったのはこの雪渡りというお酒は、お酒の蔵がない鳴子で地酒を作るという
夢を持った16人の仲間たちが作ったお酒だそうです。そのお酒の元になるお米が
育った田んぼを見るのは午前のスケジュールということで、私は参加不可能、

よって私は駅近くの宝照寺からスタート。
珍しく日蓮宗のお寺。昔刀の産地であった玉造の刀に関係しているお寺らしいです。

次に引率役の小林氏に案内して頂いたのは鍛治谷澤駅跡。

ここは元宿場町であったらしい。鳴子の古道の中継点になる大きな宿場であった
らしい。興味を惹かれました。

江合川を挟んで温泉街の対岸にある住宅街の坂道をぶらぶら登って行くと最終的
には東北大学川渡フイールドセンターに行き着くらしいのですが、私はまだ行った
ことがないのです。大学付属農場として日本一の規模を誇ると何かで読んだことが
あり、是非行ってみたい。

ずいぶん前のことだけれど、道の駅で学生たちが栽培したブルーベリーの苗を販売
したことや、深夜に近い時間の藤島温泉のお風呂で、フイールドセンターの実習を
終えて温泉に来た女子学生たちが、牛の話をするのを聞いていたことを思い出します。

フイールドに入る門口のところで降りてきた学生たちと合流してUターン。

なん百年ここにいるんだろうか、と見上げる大木の説明など聞きながらのウオーキング。

こんな丸見えの線路の真ん中に立つなんてあまりない経験。
陸羽東線、背後は鳴子、前方は古川、小牛田。

人が住む町を歩いて一周して下って江合川の長ーい橋を渡って温泉街へ。

週に2、3度は温泉に入りに来るけれど、歩いて橋を渡るのは初めてです。

川面にたくさんのマガンが。
もう一月もすると北へ帰ってしまう雁の群れ。

橋を渡って温泉街に入りカガモクさんへ。

 

楽しい半日が終わりました。

カガモクカフェでコーヒーとカガモク特性熱々揚げドーナッツを頂きながら
高橋よしひろさんが歌う「雪渡り」の曲を聴きました。

この歌は味わいのあるいい歌です。

何回も聞いて最後の方は歌えるような気がしてきました。

私の参加はここまで。
夜の温泉でのお酒を楽しむ会には行きません。というより飛び入り参加ができる
ような状況じゃないのかも。

 

お酒のことも湯渡りのことも何にも知らない私が混じらせてもらった温泉街
歩きでしたが、こうやって年に一度の新しいお酒の発表を待つ方々の楽しみとか
そのお酒がとってもおいしいらしい、とか垣間覗かせて頂いた楽しい時間でした。
きっと夜のその時間は濃密に楽しいんだろうと思います。

参加したいと思うには少々年を取り過ぎた。

誘って頂いて本当によかった。
よしひろさんもとても素敵だった。

CD買って聴きます。東北大学フイールドセンターにも行きます!

 

 

 

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