運送料

昨年3月の大震災後、7月から新聞バッグを作り始めてもうすぐ1年になります。

新聞で手元にあるのは自分のうちでとった新聞。うちの場合は河北新報。地元紙です。それのみ。

夕刊があるらしいんですが、朝刊だけでも配ってもらうのが申し訳ないような奥まった集落に住んでいるので、
最初の契約の時、朝刊のみと言われて河北は朝刊しかないのかと思っていたら、8年も9年も経ってから夕刊が
あるんだと初めて知りました。でも未だ見たことも読んだこともない。

昨年3月から今日までの河北新報は、家族に迷惑がられながらずーっと積んでます。記事が気になって捨てられない。ということは利用もしたくないので、使わない。だから溜まる一方なんです。

いつか新聞バッグつくりに必要になったら供出しようと思っています。

今のところ、新聞バッグつくりに必要な日本の新聞は町の新聞店から頂いてますが、問題は英字新聞で、ジャパンタイムズさんやその他のところから頂くことはできるのですが、その際発生してくる運送料には悩まされます。

ジャパンタイムズさんは運送料まで込で送ってくださいますが、毎度毎度では申し訳ない。他に送って下さるところがあって運送料は「どうしましょう」と言われると、お願いしますとは言えないので、うーん、と行き詰まってしまう。

 

というのは新聞を頂く時に発生する運送料というのは再々ではないのですが、新聞バッグの作り手である海の手さんがいる南三陸への新聞から新聞バッグになって帰ってくる運送料がバカにならない金額なのです。

利潤が追求できるような新聞バッグ事業ではないので、この運送料をどうするかが大きな問題。復興へ向かっての
活動の一環であるので、安くしてもらえませんか、といっても安くならないだろうしねえ。

で、今考えたのは手拭いを販売して運送料をなんとかしよう、ということですが、こういうひとつの活動というのは
海山ネットだけではないのだと思いますが、表に出ていることの裏に、台所の事情的な小さいことで時間やお金や
人の手が必要な手間がかかるんですよね。
石巻にも南相馬にも新聞バッグを作ってみるかな?と思っている方たちがいらっしゃるようなので、この運送料、
どうにかせねば、と思案中です。

 

 

 

運送料” への1件のコメント

  1. 二日間宮城沿岸の被災地を訪れてきました。海沿いには何も無くなっていて津波のすごさを感じてきました。小学校や中学校は廃墟となっていて何とも言えない思いでした。

    海がきれいに蘇っていて、海の仕事が始まっているのが救いでした。女川の6軒でやっているという仮設市場で買い物をしましたが新鮮で安くて美味しかったです。

    「運送料」って目に見えないけどバカにならない経費なんですよね。高速道路のように復興事業には減免制度があってもいいですね。

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