海山教室は素晴らしい! たぶん。

昨日から日に何遍も、突如として「おッ、なんだなんだ!」とびっくりするような雨が降ってくるのですが、
なんなの?これは。

日中べつに暑くもなくて涼しいくらいなのに、ものすごく局地的にザーッと音を立てる勢いで雨が降り出し、
国境線みたいにあっちは降ってるけどこっちは降ってないみたいで、車を停めて行ったり来たりしてみたいようです。

もらいましたァ、またまた。こんなにたくさんのアスパラガス。鳴子の山を越えた向こうの山形県最上のきのこ屋さん
Kさんから。私は何にも持たないのでお返しするのは相変わらず花かお餅での物々交換。
これだけあったら大好きなアスパラガスをたらふく食べられます。

そのうちまたもらいます。

こういうところに、今度海山教室でワークショップ「ハンコで遊ぼう」をやってくれる版画家のオカザワさんを連れて
ゆきたい。東京で活躍されている版画家だからきっと山形や宮城や岩手などの広大な深い緑の大地から何か
を感じ取られると思います。で、それが作品にもオカザワさん自身にも反映される。

今度の教室ではオカザワさんの提案で「ハンコで遊ぼう」になったのですが、そのハンコは自由に自分の作りたい
ものを作ってよい。まずみんな作りたいのは自分のマーク。自分を表す記しとしてのハンコでしょう。お店で言うなら
屋号のような。私は花屋だけど、こうなってくるとまず商売の花屋のマークよりも自分のマークがほしい。自分のマークってなんだろう。花を彫るなら木のほうがいい。木より本のほうがいいか。なんて考え始めると、ハンコ作って
それを自分の持ち物のハンカチや本の隅や封筒、手紙などに押すと考えただけでも嬉しくなって欲が出てきます。

そして考える。自分を表すマークってなんだろう、って。こんな経験初めてです。

そして今度の教室で彫るということを知るとそれはまた違うモノ作りに発展する。

近いうちに外国の方に新聞バッグの作り方を教えることになってますが、作った新聞バッグにイニシアルを押してあげたら喜ばれるだろうなあ。日本語で。
こんなふうに考え始めたら、展開して展開して楽しい場面にしたいと夢が広がる。

海山代表よっちゃんが今回熱意を以って提唱したのはこういうことだったんだねえ、と今私は感動してます。
この1年海の手山の手ネットワークが動いてきた結果が教室という形になりました。たくさんの方たちとご縁が繋がり援けて頂きました。今度はその教室で、ただ援けていただくのではなく、一緒にお互いの考え方や文化を知り、 「作る」ということの価値を根っこに据えた、主張のあるモノ作り、商品作りを始めることができるのです。

ハンコ作りが良い例ではないですか。自分のハンコを押した新聞バッグはもうどこにでもある新聞バッグではないのです。私の新聞バッグなんですよ!

なんだか嬉しくなってきた!!

 

 

 

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