またもやの北海道(その1)

どうしてもやらなきゃならない用事があってまたもや北海道に行くことに
しました。昨年9月に行って以来だから10ケ月ぶり。

4月に富良野での舞台「屋根」を見に行くつもりだったのだけれど、コロナ
で果たせませんでした。
正直今回も厳しいといえば厳しい。

防御99%のマスクをつけて仙台空港まで行ってみると、想像していたよりも
ガラガラ。人と接触する機会もなさそうな状況でした。

が、飛行機の中は想像していたのとは違って、後ろは見えないけれどほぼ
満席。1席ごとにシートを空けることもなく私の横のシートも埋まった
けれど、札幌空港までのほぼ1時間みな押し黙ったまま無事に到着しました。

外国人、特に常なら満杯のはずの中国の旅行者たちの姿がまったく見えない、
この時期なのに日本人観光客の姿もまばらな新千歳空港ロビー。

シーンとして静かなこんな新千歳空港は初めてです。

迎えに来てくれたN君の車で、エコロの森へ。
今回は縫い物、機織り仲間のSちゃんが一緒に来ました。

エコロの森は北海道のガーデン界を代表するナーセリー(苗屋)だと思い
ます。
私はここのガーデンまでの通路に植栽されたロサ・ルゴサ、日本名で
ハマナスに魅せられてなんとか手に入れたいと思って来たのだけれど、
昨年来た時とはだいぶ様子が違ってました。

コロナの影響、つまりは観光客が来なくなったことの影響もあるのかも
しれません。
9月に時間不足で見ることができなかったガーデンに初めて足を踏みいれ
ました。

あまりこまこま手を入れず自然に任せたかのようなガーデンの花々、木々。

私が好きなロサ・ルゴサ。

ここの薔薇はほんとうにほんとうに美しい。ここに在る年数を感じ
させられます。

受付の前の棚に置かれたガーデンに今咲く花々。
瓶に挿された花と添えられた札を見れば花の名前がわかります。
こういう知らせ方があるのだと感心しました。

出立する前の1週間あまり雨が降り続けだった東北を離れて北海道に来て
みると、雨の気配もなく薄曇りの空模様。
明日も明後日もたぶん雨は降らないのでしょう。

本来ならラベンダーが最盛期のこの時期、観光客の喧騒で沸き返っている
はずの北海道は、静かで緑あふれる印象です。
本州の日々がどこかへ行ってしまって、違う国に来ているような、、、。


エコロの森を出て岩出山の姉妹都市、当別町に向かいます。

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