高知の旅

昨日もいいお天気だったけれど、今日も快晴。

高知の町は緑がきれいです。
街路樹などの公共の木々も、ホテルの建物周りの植え込み、同じくビル、商店、
個人の家々も玄関前や通路際に木や草花を植え、枝を切り葉を揃えてきれいに
手入れが行き届いています。
通りを歩くと緑が目に入って実に気持ちがいい。心が和みます。

でも車も路面電車も一緒に狭い道路を走る街の交通環境は、なかなかハードで
他所から来たドライバーにとっては判りにくい極みの道路状況。
電車の軌道の上を走ったり、線路を渡って右折したら渡りきらない間に電車が
きちゃったり、心臓が縮むような思いも度々。
ちなみに「あんな時はどうなるの?」と聞いたら「ビーッと警笛をならされますよ!」
とのことなので聞くだに心臓が縮みます。

日本一の清流で名高い四万十川は高知市内から2時間。
今回の四万十訪問は、大震災後から新聞バッグで大変お世話になった、四万十ドラマ
の畦地社長にお会いしに行きます。

四万十ドラマ(株)では、立ち上げから10年、その始まりから本年3月31日まで運営に
携わってこられた四万十とおわ道の駅の営業を、管理指定者の変更に伴い終了され、
4月1日から新しい事業を展開されます。

そんなお忙しい時に大変申し訳ないのですが、今年から昨年よりも少し充実させて
月に1度あ・ら・伊達な道の駅で開催予定の新聞バッグ講習のご報告やら、この先の
新聞バッグ活動のお話やらをさせていただこうと畦地社長に面会をお願いをしたのでした。

畦地社長が待っていてくださったのは、道の駅に隣接する「おちゃくりカフェ」。
四万十川の流れを見下ろす素晴らしいロケーションのカフェは、四万十ドラマの経営で
この先も続きます。

カフェの自慢は栽培から加工まで綿密に携わっておられる四万十地栗を利用した洋菓子
の数々。私たちもご馳走して頂きましたが、大変美味しい。

ケーキも美味しいけれど、眺めも抜群。お茶を頂いたあとは、たまらず川原に下りて
水遊び。

おちゃくりカフェで、ほんとうに偶然にこの度四万十支店長になられた高知銀行の
岡田支店長にお会いしました。

海の手山の手は、高知銀行の岡田氏のご配慮で、たくさんの新聞バッグの注文を
沿岸部のけいこさんたちの手仕事として渡すことができたのでした。

第2のステージに向かってやる気まんまんの畦地社長とお話して、安心して高知に戻り
以前から行きたかった牧野植物園へ。

牧野植物園は高知が生んだ植物分類学の父と言われる牧野富太郎博士の業績を称えて
作られた日本有数の総合植物園。
以前から行きたい、行きたいと思っていた憧れの場所。
入ってみるとこれは大きい。これまで見たことがないほど広大な植物園で、植え込まれて
いる植物は数知れず。1日かけても見切れない植物園でした。
夕方ちょっと寄ってなんて植物園の端っこを齧っただけのような感触で、遠くに見える
巨大な温室見学を泣く泣く諦めて閉園のアナウンスが聞こえる植物園を後に桂浜へ。

見上げても顔が見えないほど丈が高い坂本竜馬の立像。
竜馬さんは太平洋を眺めてすっくと立ってます。
打ち寄せる荒々しい波音が聞こえる夕暮れ時の桂浜。

明日は仁淀川へ行きます。