中正記念堂

あまりにも暑いので、ふだんなら決して家の中に入らないシロが、開け放しの玄関の中に入ってゴローン。

邪魔だよ。 と言ったら「〇△◆×・・・」文句ありそうーな眼!

DSCF0874

今日は日曜日。この暑さではお餅なんて暑苦しい食べ物は売れません。私だってお茶漬けより水漬け食べたい

くらいだし、お餅食べるよりソフト食べてるほうが嬉しい。だいたいこれほど暑いとモノ自体が売れなくなる。

だからと言って、たまにはお餅食べるお客様もいないわけではないので、昨日は迷い迷いお米を洗いました。

まあ、残ってもいいや。少ないよりいいか、と。

で、道の駅へ行ったらば、お餅のお客様がお待ちでした。けっこうお待たせしたみたいで、申し訳ないことでした。

で、買って頂いた切り餅は、1個残して全部。こういうことがたまーにあるんですよねえ。

嬉しくて有難いのですが、後どうしようー、というような。仕事をしたようなしないような複雑な心境。でもありがたい

ことです。全部買ってくださったお客様、ありがとうございました。仙台から2ヶ月に1度わざわざお餅を買いに来て

くださっています。台湾に行っているときではなくてよかった!

 

 

さて台湾。

タイペイ101からの眺望。これ全部方向が違うのですが、どっちを向いてもこの高層ビル群!

狭い国土の貴重な土地は大切にされているのでしょう。空いている土地は全て公園みたいにきれいに整備されてます。

ほんと、公園だらけ。早朝ここで太極拳などをやるんでしょうねえ。

年輪が感じられる大きな樹木。「あの大きい木は何ですか」と町の警備員さんに聞いたら「知らない」と返事。

至るところに様々な花が植えられいます。4階建ての今にも壊れそうな古いビルの2階の軒の上にも軒が

しなりそうなほど大量の植物の鉢がのっかっていたりして、大丈夫?落ちない?と心配になるけど、きっと

台湾の人は鷹揚なのでしょう。日本だったら上と下で大騒ぎになること必至。

 

DSCF0771DSCF0772

 

次は中国の総統「蒋介石」の顕彰施設「中世記念堂」

台北観光のお決まりコースなのだと思いますが、この建物はやたらでっかい。さすが蒋介石の威光を見せ付ける

立派な建物だとは思うけど、一人だったら来なかったかもしれない。

その点、コースに入ってて否応なしに説明つきで見せてもらえるというのは、73歳の今日まで純然たる観光旅行を

したことがない私にとっては、有難いような機会なのかもしれません。

DSCF0758

DSCF0760

 

中に入ると、今そこに蒋介石がいるようなお部屋にしつらえてありました。天井が高くて天井も調度品も大変立派。

蒋介石が一度も乗らなかったというキャデラックなんぞも展示されています。台湾人のカンさんにとっては、中国人

総統の蒋介石についてはさほど話したい内容はないと思われますが、キャデラックともう1台似たような車の展示に

ついては詳しく話してくれましたが、私が忘れた。人民が大変な時にキャデラックー?なんて思ったかな?

 

ちなみにカンさんは60代初めのお洒落な女性。息子さんが一人。大学を出て今は兵役中。徴兵制が敷かれている

台湾では大学を出ると兵役に就かなければならないそうです。前は2年、3年だったけど、中国との関係が悪くない

今は11ヶ月でよくなったー、と言ってました。

 

DSCF0764

DSCF0763

大理石の床や壁。ひんやりした屋内から外に出て見下ろせばこんな光景。

DSCF0766

 

ここでようやくランチタイム。

カンさんの案内で旅行者は必ず立ち寄るというショーロンポーの有名なお店に行くのだそうです。

常々大変に込んでいるお店だとかで、お店の横のお洒落な雑貨と本のお店で待機。20分ほど待って細い階段を

上って店内へ。見える範囲のみっつくらいの奥行きの深い部屋はお客さんでいっぱい。テーブルとテーブルの間の

狭い空間を日本名の娘さんやら中国名の娘さんやらが注文聞いたり10段くらいに積み重なった蒸し器を運んで

来たりで圧倒されます。この忙しさの中でサービスはとてもきめ細かい。

トイレに行ったらトイレ係りの人がいて、きれいにしたトイレに入れてくれました。これにはびっくりした。

DSCF0768

ご飯があったんだ! この写真見るまで、ご飯があったことも自分がご飯を食べたかどうかすら記憶が飛んでました。

小皿に細いしょうががあったこと、魚だの野菜だの緑色だののいろんなショーロンポーがたくさん出てきて、

これは食べられないな、と圧倒されていたことのみ覚えています。

しかし帰る時にはほぼ全部なくなっていたから、食べたんだねえ。

 

 

さて、午後からは恐怖の胡弓博物館となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ガイドブック

7月31日、昨夜の月はきれいだった。庭の木と木の真ん中で青いような空にしーんと輝いてました。

しかし、台湾で暑さにへとへとだったけど、日本の東北も暑い。

やることがたくさんあるので、忘れないようにメモ書きしながらひとつひとつ片付けるべし。

 

台湾で面白いもの見つけた。

本屋で売っていた日本旅行のガイド本。「ことりっぷ」と言います。不思議だなーと思うのは、台湾で使用されている

文字は画数の多い旧漢字です。お店の看板も、案内板も想像で読んでもよく解らぬ、間違いそうな漢字なんだけど

一緒にひら仮名とかカタカナとかが間々に入って書かれてるのはどういうことなんだろう。台湾の人は読めるのかしら。

で、面白いのは、なんと鳴子温泉の「たまごや」さんが載っているではないですか。その他、コケシとか、大沼旅館、

ゆさや旅館、みやま旅館とか。たまごやさんに持って行って店主の宮本さんに見せたら、大変喜んでました。

残念ながらあ・ら・伊達な道の駅は載っていなかった。載っていたらよかったなあー。

DSCF0882

DSCF0879

 

さて台湾2日目。

観光ツアーの申し込みをしていたので、朝8時半にはガイドのカンさんがホテルに来てくれる。ことになっていたので

すが・・・・・。ここでまたもハプニング。

中華、洋食、なんでもござれのホテルの朝食バイキングで、父親からパンだの果物だの中国風お粥などテーブルに

並べてもらっていた孫が、熱々のお粥のお椀を取り落としてお腹に火傷。幸い小さくて済みましたが、この事件で

台北観光には30分遅れて出発。

運転手さんつきのワゴン車に乗せられ、まず、竜山寺へ。

高層ビルの谷間にあるこのお寺には、マソーさんという女性の神様がおられて、広くたくさんの願いを聞いてくださる

さる、ということで市民にも観光客にも大層人気のあるのだそうです。

DSCF0757

DSCF0756

花や食べ物のたくさんの供物が供えられた大きな伽藍は、忘我の境地(に見える)たくさんの老若男女の

読経の声に包まれていました。私たち一行もカンさんに作法を教えて頂いて、お詣りを済ませました。

 

次は台北101。

中東で世界1高いビルが建つまでは世界で1番高いビルだったという508mの高さを誇るタイペイ101。

東芝製のエレベーターで39秒の速さで展望台まで上るのだそうです。

DSCF0773

台湾は私の想像とは全く違って大都会だった。

戦後70年。台湾という国が古くはオランダ、スペイン、中国、日本などの国から侵略、占領、統治されてきた歴史

から考えると、この経済的発展のなんというパワーだろう、と台湾の人々の底力に頭が下がります。

 

昨日は暗くなって何も見えなかったけれど、今日気が付いたこと。

女の人も男の人も茶髪がいない。たまに茶色の髪の人がいても控えめ。

男も女も日向を歩く時はサッと傘を取り出してさしてます。夕方になるとスコールがあるので、日傘、雨傘兼用。

道理で昨夜歩いた夜市に傘屋さんが何軒もある不思議が判明しました。