あまりにも暑いので、ふだんなら決して家の中に入らないシロが、開け放しの玄関の中に入ってゴローン。
邪魔だよ。 と言ったら「〇△◆×・・・」文句ありそうーな眼!
今日は日曜日。この暑さではお餅なんて暑苦しい食べ物は売れません。私だってお茶漬けより水漬け食べたい
くらいだし、お餅食べるよりソフト食べてるほうが嬉しい。だいたいこれほど暑いとモノ自体が売れなくなる。
だからと言って、たまにはお餅食べるお客様もいないわけではないので、昨日は迷い迷いお米を洗いました。
まあ、残ってもいいや。少ないよりいいか、と。
で、道の駅へ行ったらば、お餅のお客様がお待ちでした。けっこうお待たせしたみたいで、申し訳ないことでした。
で、買って頂いた切り餅は、1個残して全部。こういうことがたまーにあるんですよねえ。
嬉しくて有難いのですが、後どうしようー、というような。仕事をしたようなしないような複雑な心境。でもありがたい
ことです。全部買ってくださったお客様、ありがとうございました。仙台から2ヶ月に1度わざわざお餅を買いに来て
くださっています。台湾に行っているときではなくてよかった!
さて台湾。
タイペイ101からの眺望。これ全部方向が違うのですが、どっちを向いてもこの高層ビル群!
狭い国土の貴重な土地は大切にされているのでしょう。空いている土地は全て公園みたいにきれいに整備されてます。
ほんと、公園だらけ。早朝ここで太極拳などをやるんでしょうねえ。
年輪が感じられる大きな樹木。「あの大きい木は何ですか」と町の警備員さんに聞いたら「知らない」と返事。
至るところに様々な花が植えられいます。4階建ての今にも壊れそうな古いビルの2階の軒の上にも軒が
しなりそうなほど大量の植物の鉢がのっかっていたりして、大丈夫?落ちない?と心配になるけど、きっと
台湾の人は鷹揚なのでしょう。日本だったら上と下で大騒ぎになること必至。
次は中国の総統「蒋介石」の顕彰施設「中世記念堂」
台北観光のお決まりコースなのだと思いますが、この建物はやたらでっかい。さすが蒋介石の威光を見せ付ける
立派な建物だとは思うけど、一人だったら来なかったかもしれない。
その点、コースに入ってて否応なしに説明つきで見せてもらえるというのは、73歳の今日まで純然たる観光旅行を
したことがない私にとっては、有難いような機会なのかもしれません。
中に入ると、今そこに蒋介石がいるようなお部屋にしつらえてありました。天井が高くて天井も調度品も大変立派。
蒋介石が一度も乗らなかったというキャデラックなんぞも展示されています。台湾人のカンさんにとっては、中国人
総統の蒋介石についてはさほど話したい内容はないと思われますが、キャデラックともう1台似たような車の展示に
ついては詳しく話してくれましたが、私が忘れた。人民が大変な時にキャデラックー?なんて思ったかな?
ちなみにカンさんは60代初めのお洒落な女性。息子さんが一人。大学を出て今は兵役中。徴兵制が敷かれている
台湾では大学を出ると兵役に就かなければならないそうです。前は2年、3年だったけど、中国との関係が悪くない
今は11ヶ月でよくなったー、と言ってました。
大理石の床や壁。ひんやりした屋内から外に出て見下ろせばこんな光景。
ここでようやくランチタイム。
カンさんの案内で旅行者は必ず立ち寄るというショーロンポーの有名なお店に行くのだそうです。
常々大変に込んでいるお店だとかで、お店の横のお洒落な雑貨と本のお店で待機。20分ほど待って細い階段を
上って店内へ。見える範囲のみっつくらいの奥行きの深い部屋はお客さんでいっぱい。テーブルとテーブルの間の
狭い空間を日本名の娘さんやら中国名の娘さんやらが注文聞いたり10段くらいに積み重なった蒸し器を運んで
来たりで圧倒されます。この忙しさの中でサービスはとてもきめ細かい。
トイレに行ったらトイレ係りの人がいて、きれいにしたトイレに入れてくれました。これにはびっくりした。
ご飯があったんだ! この写真見るまで、ご飯があったことも自分がご飯を食べたかどうかすら記憶が飛んでました。
小皿に細いしょうががあったこと、魚だの野菜だの緑色だののいろんなショーロンポーがたくさん出てきて、
これは食べられないな、と圧倒されていたことのみ覚えています。
しかし帰る時にはほぼ全部なくなっていたから、食べたんだねえ。
さて、午後からは恐怖の胡弓博物館となります。