中札内

14日 今日の暑いこと。道の駅に行く時に見る温度計の外気温が、午前11時で37度。

東北なのにこの温度はないでしょう。 ほんと、暑い。人と顔合わせる度に、言ったって仕方がないのに挨拶は

「暑いねえ」。

ああ、雨降ってほしい。花に水やるのが大変だし、家にいても外仕事はできないので、街に出て買い物したり

役所に行ったりで1日終わりました。

 

さて、3日目の北海道は中札内に行きました。

よっちゃんみっちゃん夫妻は朝仙台空港を発ち、新千歳空港から旭川回りでガーデン巡りをするつもり

らしいので、富良野到着は夕方と見込んで、黒田さんと二人十勝平野に向かいます。

昨日は夜になって、えらいことに気づきました。なんとなく何かが足りないという気はしていたのだけれど、

思い出した。ニノカップをどっかに置いてきちゃったー。思い切って買ったのに。

きのうの足跡を振り返って、皆空窯に電話してみたら、ありました。皆空窯のお庭に大小コロコロしていた

地球のように真ん丸い焼き物が面白くって気をとられていてお庭にほったらかしにしてきたのでした。

都合よく旭川から走って来るよっちゃんに回収を頼んで一件落着。

 

富良野から帯広、十勝に行くにために必ず越えねばならないのはでっかい狩勝峠。日本で一番見晴らしが良いと

書かれているので楽しみしていたら、霧で真っ白だった。

大きなゆるーいカーブの連続。左右、見事な原生林。

峠を越えて新得、帯広、中札内まで、まっすぐ、まっすぐ、まっすぐの道。右に曲がってもまたまっすぐ、左に

曲がってもまたまっすぐ。余りにも真っ直ぐな道だから私のような老眼でも1キロくらい先の青い道路標識が

見えてしまう真っ直ぐさです。夏の刈り取りを控えた茶色の麦畑、青や白の花が咲き乱れるじゃがいもの畑、

春植えなのか青い麦畑。ところどころにまだ幼いとうもろこし。富良野には見える玉ねぎはここでは見えません。

これだけ広大な畑で目立つのは畑と畑を仕切って連なるまだ少年くらいの幼さの白樺や針葉樹の木々。将来の

防風林、防雪林なのでしょうが、これだけ広大な畑をこれだけきれいに手入れをして、開拓から百年余り後の今も

なお、こうして幼い木を育てる北海道の農業者の開拓の心、勤勉さに頭が下がります。

2時間ほど走って中札内に到着。

今日の目標は六花の森です。

六花の森は、北海道土産の定番六花亭のお菓子の包装紙に描かれた草花が咲く森。正式名は六花亭中札内

ファクトリーパーク。小川が流れる広大な風景式庭園には十勝六花(蝦夷リンドウ、はまなし、オオバナノエンレイソ

ウ、カタクリ、蝦夷リュウキンカ、シラネアオイ)を始めとする四季の花々が咲き、庭園内にはクロアチアの古民家を

移築した美術館が点在します。

そしてここに、何時も北海道土産でもらう六花亭のお菓子の白亜の工場があります。

近づくとお菓子の甘-いいい匂いが漂っていて、ああ~食べたーい、という気持ちになります。

 

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