余談だけれど、畑に4本ある夏ハゼの実が黒く熟してきた。夏ハゼの木というの
は昔は山の中にたくさんあったらしいが、今は少なくなったとかで私たちが入れる
くらいの森ではあまり見かけない。気難しい木で極端に成長が遅い。房になって
垂れ下がる小さな黒い実は日本のブルーベリーと言われるようにジャムするとブ
ル-ベリーに似ているがブルーベリーよりももっと味が濃い。東北では知られて
いないけれど軽井沢辺りのジャム屋さんでは最高級に値段が高いジャムであ
る。 その木が4本も畑にあって、冬の大雪で潰れたハウスのビニールに巻きつ
かれた1本を除いてびっしり実をつけている。見ているだけで豊かな気持ちになり
ます。
さて、この実をジャムにして、素敵なラベルとポップをつけて、10月の第2、第
3、第4のウイークエンドに行われる東北復興イベントで販売してもらおうと思うの
だけれど、どんなふうに売ってもらったらいいのか悩ましい。
海山ネットワークだから新聞バッグや布で作ったエプロンやティッシュ入れや
キルトのバッグなどの布小物も販売する。「いいよ、いいよ。売るよ」と気軽に
引き受けてくれたのは南三陸のSさん。男性。60代。海の男。
「夏ハゼジャム」
お客様に説明する前にSさんに美味しいと思ってもらうのも難問だなあ、と
思いつつ、ジャムの鍋をかき混ぜている。
夏ハゼジャムなんて珍しいですね。是非道の駅で販売してください!
どんな商品でもお客様に ”売り込んで” 販売しましょう!