お友達と

女優の淡路恵子さんが食道がんで亡くなった、とテレビで見ました。

私が若い頃に映画にたくさん出ていた、日本人離れした容貌のじつに綺麗な女優さんだった。

でもその人生は離婚して再婚して男の子4人の子供に恵まれたけれど、ご主人の萬屋錦之介の莫大な
借金を背負い、難病のALSに罹ったご主人の看病をし、あげく他の女性と仲良くなってしまったご主人と
再び離婚をし、3男をオートバイの事故で失くし、4男も自殺で失くすという、実に過酷な悲しみの多い
運命を生きた女性であった、ということでした。

テレビの報道ではさかんに「壮絶な人生」と言ってましたが。

愛する人たちとの関係の中で起るさまざまな出来事に翻弄されながらも、起こった出来事を自分の運命だと受け入れ、向き合い、自分を見失わずに自身の生き方を貫いた潔い女性であった、と私には思えます。

 

昨日は大崎市内で天然酵母のパンを作っているお友達と長ーいお話しの時間を持ちました。

毎日毎日凍りつくような寒さの日が続いて、何かやろうたってやる気になれないこんな時は、ストーブの前で温かいお茶を飲みながらおしゃべりができる大事な時間です。

お友達は私よりも10歳くらい若く、パン作りの歴史が長いパンを作るプロフェッショナル。
お仕事は長い間やってきたけれど、そろそろご両親の介護が必要になって来ました。既婚や未婚の子供
さんたちがいてまだ完全に安心という状況ではなく、自分もだんだん体力的に無理がきかない状況に
なってきて、誰でもそうだと思いますが身辺なかなか大変な時代に突入していきます。

私も同じでした。家族という人間関係の中であっちの心配をしたりこっちの心配をしたり、90歳を越えて
身体は動かないけれど口は達者な両親が交代するように骨を折ったり病気になったり、右往左往するうちに時が経って、両親は相次いで亡くなり大切な家族だったラブラドール2頭も亡くなり、夫も亡くなり、子供
3人はみな世帯を持って暮らしていて、実質私は一人になりました。

 

お友達も今から10年くらいはなかなか大変。でも人の食べ物を作るという重要なお仕事があります。
ものを作る仕事は終わりがありません。作っても作っても次の課題がみえてくる。

これからいろんなことがあると思うけど、ものを作るという仕事に助けてもらいながら、また周りの人々にも助けてもらいながら、揺らがないで体を大事にしてこれからの10年を通りぬけよう!
と盛り上がりました。

久しぶりに楽しいいい時間でした。

 

海山のワークショップを合同でやります。パン作りと新聞バッグ作り。パンを焼いている間に新聞バッグを作って、焼き上がったパンは新聞バッグに入れて持って帰っていただきます。

 

今、外の寒暖計はマイナス5度。雪は積もってませんがしばれる、シバレル。

犬の飲み水。こんなです。1日中溶けずこのまま、ゴロンとしてます。
犬は別の容器で水を飲んでますが、でも置くとすぐ凍っちゃう。

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寒気団、早くどこかに行ってほしいー!

 

 

 

 

 

 

 

 

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