子狸と水芭蕉

朝!
朝に事件は起こります。

「狸がいるよ。車の横にボーッと座ってる。怪我してるのかな」
直売所に持って行くお餅を車に運んでいたうちの者が知らせにきました。

えーッ?!怪我した野生動物と出会うのはほんとに困るんだ。触われないし、怪我がひどくて触われるに
してもどこに運ぶ?動物病院に連れて行ったら、病原菌持ってるかもしれないので怒られそうだし。

でもこの辺りに野生動物保護センターってあるのかしら。

どんな具合?と見にいったら座っていました。痩せてボロボロの子狸。お腹空いてそうー。
犬、猫ならともかく狸はなんと呼んだらいいんだろ。
チッチッチと舌をならしてみたり、コラコラと呼んでみたりするうち、子狸はなんだ、このおばさん、と思ったのか
立ちあがって、よろよろもせず上の家のほうに登って行きました。

下に下りたら道路で車が走るけど、上なら山だから心配なし。でもお腹空いてそうー。
母親とはぐれたみたい。

とぼとぼと去る後姿。
元気で生き抜けよ!

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朝のNHKのニュースで一迫の水芭蕉が5分咲というので、夫と孫を車に乗せて行ってみました。

一迫は隣町です。農村です。

国道398号線から一迫川のほうに下りて行った一角に水芭蕉公園がありました。
植栽された水芭蕉が5、6分咲で咲いていました。
尾瀬沼とか尾瀬ヶ原の野性的で強靭そうな水芭蕉とは全然違う、こじんまりとしてかわいらしい水芭蕉。       野生の水芭蕉は反対側の隣町加美町の奥地に行くと見られます。

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この水芭蕉園の広いこと。たぶん町の活性化のために作られたのでしょうが、広くて眺めがよくて
トイレも四阿もきちんと作られています。
子供用の遊具もあるので、うちの4歳はウルトラマンになりきって滑り台を登ったり下ったり。

 

一周の散歩道をゆくジーチャンと孫。

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走るわ走るわ。ジーチャンのいる高台に向かって一直線。
追いつけません!

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斜面に咲くイチゲ。イチゲはいろんな種類があるのでなんというイチゲかわからないけど、一面に自生しています。
キクザキイチゲかなあ。

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この一帯は5年前の朝起こったマグニチュード7.2、震度6強の宮城内陸地震で、完璧に傷めつけられました。
398号線に沿う山々は崩れ落ちて、この道の駅路田里はなやま(自然薯の館)から先は2年間不通になりました。
ここが自衛隊の前線基地で、お風呂もここに作られていました。

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一迫川にはまだ5年前の崩落の跡が残っています。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

いったん壊れてしまったものが元に戻るということはないのだけれど、でもずるずるずるずる岩や砂が落ちるのを
止めて、落ちた土砂を片付けてまた新たに普通に水が流れるようになるまでには、月日がかかるものだ、と
改めて認識させられます。

この道の駅から国道を秋田方面に進むと栗駒山に至りますが、崩壊で一部がなくなってしまった栗駒山の
森林を切り開いて2年で道路が再開された時には、人の叡智と努力に感動しました。
路田里はなやまは宮城内陸地震の苦難を乗り越えた象徴のような道の駅です。

自然薯といわれる長芋と蕎麦が名物です。1度寄ってけらいんよ!!

 

 

 

 

 

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