なんか、元気なくすわー。

オリンピックでの日本人選手の大活躍、毎日元気をもらえてますが、今日、昼間に買い物に行って
なんか、元気なくなりました。

今って夏休みじゃない?
と自分を疑いたくなるくらい人が少ないんですよねえ。
道の駅も明らかに人が少ない。子供さんは少ないと思う。

暑いからかしら?
みんなおうちでオリンピック見てる?
もしかして放射能が嫌だから東北に人が来ない?
高速道路料金が割引じゃないから?
どれも少しは当たっているかもね。

東北でも少数だけど除染して海開きした浜があります。が、わざわざ除染した海辺に子供連れで来るファミリーは
少ないかもしれない。

なんてことを考えていると元気なくしてくるんですが、今日町に古くからある小さなスーパーマーケットに行ったら、
なんだかもうやっぱりダメだなあ、と思ってしまった。
前にも書いたけど、このお店は魚が多くて、新鮮で安いというところが魅力だったんですが、その魚の種類が
めちゃめちゃ減ってしまった。魚の流通のことはよく解かりませんが、これだけ減るということはどういうことなんだろう。

やっぱり港に船が寄港しなくなった、できなくなったということですか。以前のようにたくさんの漁船は入れないとか。
港に船が入っても加工工場がないとか、市場の機能が回復しなくて売る買うの状況にないとか。
全部私の想像で、勉強不足で正確なことは何もわかりませんが、でももしこのお店が営業を続けていくことが
できなくなる日が来るとしたら、こういうお店をなくしていいのかなあ、ととても残念に思います。

私が住むこの小さな町にもちょっとした都市ならどこにでもある大型スーパーが2店あります。生鮮食料品から
チーズ、ワイン、高級レトルトカレー、パスタソースと何でも揃っていて買い物に不自由はありません。        でも並んでいる商品に土の匂いはしません。デパ地下と同じ。洗い上げたような野菜に、調理されてパック詰め
になった魚。調理に手間はかからないけど、海の匂いも潮の香りもしません。

でも今日私が行ったお店の魚は海からきた魚そのものでした。アサリやシジミも発砲スチロールの箱の水の中に
入っていて、時々ピュッと塩水吹いたりする貝をオタマですくって自分でビニール袋に入れてました。
その貝が置かれた様子で、貝がこういう性質のものなんだと理解できます。

私たちは日々食品を買うけど、その食品の生まれた背景を知るのは大事なことだと私は思います。
野菜の自然、海の魚や海藻や貝などの自然。
ぜーんぶデパ地下にあるようなデコレーション的な野菜や魚になってしまったら、私たちが食べるものが
どんなふうに生きてたのかさっぱり分からなくなってしまう。

ピーナッツは土に中に潜り込んでいってできるんだよ、なんて言ったら、落花生の一生を知らない人は
ウソかと思うかもしれないですね。

話が脱線しそうですが、今日行ったようなお店が衰退していくのを見るのはつらいです。
私はできるだけ買い物に行くので、がんばってほしいと思います。

 

 

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