中国国家行政学院公務員の方々とともに新聞バッグづくり

今日は中国から県内被災地を視察に来られているこ国家行政学院公務員の方々42人に新聞
バッグの手ほどきをする日です。
といっても公務員の方に新聞バッグを作って頂くのが主眼ではなく、残った手で残ったモノを利用して新たなモノを作り出そうという海山ネットの復興プロジェクトを、新聞バッグを通して伝えたいというのが目的なのですが、伝わるかどうか。

公務員の方々は既にたくさんの視察、研修を終えられてこの新聞バッグつくりが最後のプログラム
だということです。

8時過ぎに集合して準備中です。きのうのうちから準備万端整えたはずなのに、肝心の名札を
作り忘れて、急遽、新聞で制作中。

一行42人。将来の中国を担う若手の方や学者さん、裁判官もいらっしゃるようです。みなさん、中国語
だけではなく、英語も話されます。

こちらは日本語オンリーで、間に通訳に入っていただいてのご挨拶になりましたが、通訳さんの
一生懸命のお仕事ぶりを見て、中国語はちょっと無理だけど、せめて英語はもっとまじめに挨拶だけでも
できるようにしておくべきだった、と反省しました。

高橋代表と私の面白味のない挨拶に続いて、海山ネットの事務アルバイトのTちゃんが「ニーハオ!」
どっと座を和ませてくれました。次には南相馬のKMさんの「ニーメイハオ!」みなさん、こんにちは。
ドッと笑いがこぼれてさらに座が和みます。
「よくいらっしゃいました」とか「よく被災地へいらしてくださってありがとう」とか伝えたいことはたくさん
あるのですが、全然言葉がわからないので、何にも言えない。

でも新聞バッグを折る手仕事は中国も日本も共通です。
私たちインストラクターが6人いるので一人1班7人受け持ちです。不思議なものでアッという間に
自分の受け持ちの班に必死になっちゃうのですよ。上手に作って欲しい一心で日本語、英語
滅茶滅茶に駆使して一人一人に作ってもらいます。


できあがったバッグにサインをしてくれてます。大崎がんばれ!と言葉を添えて。

その文字の達筆なこと。中国の名前は漢字だから読める、と勝手に思い込んでいた私は、
サラサラサラと行書のように草書のように書かれた漢字を見て、「へえ、こんなふうに書けるんだ!」と
驚きました。

公務員の方々は母国語の他に英語を流暢に話し、グループのどの方も立派な文字を書かれます。
日本人は勉強しないなあ、と反省。

東京の版画家オカザワさんが今日のためにと、忙しい中を4、5日で「いろはにほへとちりぬる・・・」
のハンコを作ってくれました。できあがった新聞バッグに自分の名前の頭文字のハンコマークを押したら
楽しいんじゃないかと作って頂いたのですが、時間ギリギリで到着したのが今朝。

そのまま出したら、ハンコの文字は押さなかったら裏文字になるので、探すのに大騒ぎ。
文字を裏側から見て探すってなかなかできないもんですねえ。
通訳の方から「努力して頂いたのはとてもよくわかるのですが、これはちょっとなくてもよかったかも・・・」
と言われてしまいました。お騒がせしてすみませんでした。

はい、出来上がりました。

謝々。私のほうがお礼を言いたいです。

みんなにこやかで友好的な方々でした。
作り終えて2台のバスで帰途につかれるみなさんを旅館の外でみんなでお見送りしました。

大変面白かったし、よい経験をさせていただきました。この歳になって、中国の女性たちに囲まれて
写真をとってもらう日が来ようとは想像したこともなかった。「なんか涙ぐみそうになるわ」と言ったら
よっちゃんが「俺もですよ」と。

この経験で、外国との交流はパーソンtoパーソンというのがまず基本なんだなあ、ということ。
人と人との交流から始まってそれがやがては国レベルになるというのが理想なんだなあ、と。
そういうことを思いました。

この想いがどんなふうに発展していくのか楽しみです。

 

 

中国国家行政学院公務員の方々とともに新聞バッグづくり” への4件のコメント

  1. お疲れ様でした。中国からのお客様方、最後の研修でどんな印象をもたれたことでしょうね。海山ネットの活動も理解もしてくれたでしょうか。

    「物を作ること」は共通の言語ですからきっと良い交流ができたことと思いますが、共通の言葉が話せないと深い思いはあっても浅いレベルでしか交流ができないもどかしさが残りますよね。

    普通に大崎で暮らしていて外国語を使うことは10年あるいは20年に1度あるかどうか。私も4年前にアメリカ人をホームステイさせた時は「英会話練習しなくちゃ!!」とつくづく思ったのですけどその後のモチベーションが続きませんでした。

    本当に良い草の根交流ができましたね。効果は数字には表れないけど双方にとって一生もののはずです。

    1. ありがとうございます。良い経験でした。
      これが始まり。次回は英語でご挨拶くらいできるようにしておきたいです。

  2. いやはや、、、、ハンコ、意味無し?お騒がせ?でした。
    急いでやる事は、あまり良くない結果になる事、毎回反省です。
    笑って話せるぐらいで良かったものの、やはり考えて進むべきと、しみじみ。

    ともあれ、皆さんが心に残る大崎、日本の滞在だった様子は笑顔あり!
    今後も続くレクレーション。
    課題が増えそうですですが、おおらかな皆さんの受け入れは、必ず伝わり戻って
    くると思います。
    エール、おくります。

    1. 意味ありますよ!!
      みんなハンコを押してくれたくて混雑してきたのですが時間が押して。
      それで通訳さんが言いにくそうに、おっしゃったのです。
      次回までにはとってもつけて使えるようにします。

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