初新聞バッグワークショップ

琵琶湖ホテルの朝。

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大震災の年の7月。

高知の四万十ドラマから新聞バッグの作り方を教えてもらい、インストラクターとしての認定を受けて

から6年近く、新聞バッグを作ったことはあるけれど、新聞バッグ作りを教えたことは、私は一度もありません。

その私が、15人の人に教えるなんてできるのか。

ワークショップには何度も出てるし、補助役はするので、どんなふうに進んでいくかは承知している

のだけれど、作ることと教えることは全然違う。使う言葉も違う。

 

でも今回の場合は気負わず、昨日の「走る」観賞の余韻のように楽しく、和気藹々と楽しみながらで

いいので、と言って頂いたので、あつかましくも未熟者が講師を務めます。

その前に珍しく、震災について、そして支援という言葉についてのお話をさせて頂きました。

 

いったん災害が起こると、そこから始る「支援」という言葉。

「支援」というのはやってあげる側とやてもらう側というふたつの塊りに分けてしまうので、時間の経過に

連れて、その辺りを平らにしたい、というお話。

震災時の生々しい話を真剣に聞いてくいただき、感謝です。

 

来る前に黒田さんに書いてもらったアンチョコに助けられて、全員の新聞バッグができあがり、とりあえずは

大役を果たすことができました。

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大震災後、モノもないならお金もない、という状況のなか、とにかく失ってしまった仕事を作り出そうと始めた

新聞バッグだったのですが、こんなふうに遠くの土地の方々にこんな形で喜んでもらえる日が来ようとは

想像もしませんでした。

この先きっと、会社の方々のお役に立つことを願って、初めての新聞バッグワークショップ終了。

 

お昼に、豪華でお洒落な野菜中心の懐石料理をいただき、大津に別れを告げました。

ほんとうに楽しかった。

また来年、必ず来ようと思います。その時には私も練習して中バッグ、大バッグまで皆さんに習得してほしい。

角川社長、ウルズの皆さま、ありがとうございました。