「屋根」仙台公演/道の駅出荷組合会議/「屋根」実行委員会会議

2月2日。

「屋根」の仙台公演に行ってきました。

ちょっとばかりお客様の動員に苦労したので、どうなんだろうと心配しつつ会場に着いたら、まだ開場前だと

いうのにエレクトロンホールの前はお客様でいっぱい。

ホールに入るとなんと3階席までいっぱいの満席でした。

いやあ、ほんとによかった。

仙台公演については、私たちの地元大崎のチケットがわりと早めに完売の目処がついたので、思いつく限りの仙台

在住の知り合いに「屋根」の宣伝をお願いしました。その効果もあるのかどうか、とにかく1200の客席

はいっぱいで本当に安心しました。そして自分のことのように嬉しかった。

ご協力くださった方々に心からお礼を申し上げます。

 

「屋根」

富良野で一度観て、二度目に観る舞台。

冒頭部はまず同じ場面から始まりますが、驚いたことは同じ舞台なんだけれど全然違う。観客が違うからか場所が

違うからか劇場の大きさが違うからかわからないけれど、観る感じも周囲から受ける空気感も、富良野の劇場と

仙台の劇場のホールとでは全然違います。

 

大正から昭和まで一機に駆け抜ける50年。

早い場面展開に頭がついてゆかないからと、一緒に行ったメンバーは「屋根」の台本を胸に抱えていました。

舞台なんだけれどもその装置は映像のように美しい。

あっという間の2時間が終わって、役者全員が並んで挨拶するカーテンコールではステッキをついた倉本先生が

舞台に出てこられます。

満場の拍手、指笛、「ブラヴォーッ!」の声、スタンディングオーベーション。

仙台公演、素晴らしい舞台でした。

 

 

2月4日

午前中はお餅の出荷と合わせて、斉藤事務局と「屋根」公演準備について細かい打ち合わせ。

 

午後は道の駅出荷組合総会前部会会議。

次年度、道の駅の直売所では、何をやろうかなあ、という会議です。私が所属するのは花の部会、お餅を販売する

加工品の部会、新聞バッグ販売の工芸品部会のみっつ。

最盛期270名にまで膨らんでいた組合員が、加齢や家庭環境の変化や大震災の影響などで数十名の減となり、

これまでどおりたくさん来店してくださるお客様に、どのような生産物、サービスを提供できるか、という大切な

話し合い。ですが、簡単に解決できることではないので問題山積。

しかし道の駅自体は駐車場や建物の工事が始まってきれいになります。

 

会議が終わった後は、夕方まで斉藤事務局とよっちゃん実行委員長と再度「屋根」大崎公演に向けての準備

打ち合わせ。連チャンで会議ばかりやって頭パンパン。

 

2月5日

夜、「屋根」実行委員会。

「屋根」大崎公演の劇団キャスト、スタッフさんたちの食事やボランティアの募集、駐車場や会場の人員配備、

観客への配布物など、細部の打ち合わせ。けっこう大変です。

チケットが完売しているので、その分気は楽。が、完売は即ち新たなお客様へのチケットがご用意できないので

やっぱり気持ち大変。完売してもしなくても気は楽じゃないとは初めて知りました。

 

2月6日。

お餅出荷の後、借りていた本を返しに鳴子のたまごやさんへ。

あやさんの仕事終了後、昼食をとりに上野野スキー場の食堂へ向かいます。

今頃のスキー場、雪少なくて雪質が湿っぽくて、誰かいるの?と思っていたら、いるんですねえー。驚いた。

日本人より外国人が多いみたい。

上野野スキー場はファミリー向けというか、傾斜がゆるーいスキー場です。リフトはあるけれど、橇遊びをしている

親子づれが多い。

60歳直前にこの地に移住して以来、山にも登らずスキーにも行っていないので、久しぶりにスキー場に来てなに

やらなつかしい気分。

しかしあやさん、何でこんなところに昼ご飯食べに来たの?と聞いたら「一度来てみたかったのよ」という好奇心

旺盛なあやさんらしい答えでした。

昼食後は我がリビングで、黒田さんも加わり、海山女子部は、「屋根」公演の際にお客様に配る新聞バッグの

デザインの考案とサンプル作り。

余りものといっちゃなんですが、地元ローカル新聞大崎タイムズの損紙や残り新聞紙をいただけることになった

ので大崎タイムズ新聞バッグを作ります。

「屋根」をご覧になるお客さま。どーぞお楽しみに!