2月14日。
世の中はバレンタインデー。この1週間、毎日道の駅に行って直売所の隣にあるロイズチョコレート売り場
の賑わいを見ていると、こーんなに人々はチョコレートを買うのかと、驚くような、不思議なような。
老若男女、年齢問わず、若い人は当然のこと、年配の女性だっておじさんだって、束にしてどっさり買って
いる人がいくらもいます。義理チョコだとか義務チョコだとか友チョコだとかいろいろあるらしいけど、自分の
ために買う人が近頃は多いんだって聞きました。そうなの?
あまりにも強烈に売れるのを見て、私は乗せられるのは止めよう、とチョコレートは買わぬ気だったんだけ
ど昨日くらいから、家族の中でなにやら間が悪くなってきて、ついに購入。
写真のオトーサンにも孫にも、そしていつもお世話になっている鳴子温泉の玉子屋さんのオーナーご夫妻
にも。チョコレートとちっちゃいちっちゃいプレゼント。
玉子屋さんであやさんの仕事が終わるのを待って、午後から仕事を終えた黒田さんと道の駅のレストラン
で合流。道の駅の目玉メニュー、食べ放題のバイキング昼食を食べながら、卒業証書を入れる新聞バッグ
の形やサイズを検討します。この二人を見て凄いなあ、と思うのはタブロイドであれ通常サイズであれ、
新聞紙を手にすると、どこをどう折れば希望の紙面を希望の場所に出し、希望のサイズに作り上げられる
かが、すぐに解るらしいこと。あやさんは震災後から4年間、黒田さんはもっと長く、新聞紙を折るということ
を大切にして折ってきたという証です。
ともあれデザインは決まりました。あとは卒業式までに、卒業する中学生を想いながら新聞バッグを
折るのみ。「おめでとうーl!」というタグをつけることにしました。これからまたそのデザインに頭を
悩ませます。でも楽しい作業です。
あやさんが作ってきたこの新聞バッグの広告は秀逸でした。玉子が1個立っていて、「あした、ぼくは
にんげんになる」って。なんか、なんだろう、っていろんなこと想像させられません?
新聞は楽しい、そして言葉も楽しいです。
3月半ばから世界防災会議in仙台。その時に販売する新聞バッグは心に響く紙面や広告を探して
日本の新聞で作ろうと思います。
ついでに
熊本育ちで、毎日寒くてストーブに張り付いて「非生産的な生活をしている」と反省しきりの黒田さんが
編んだこのセーターの出来栄え。素晴らしいーっ!
私も手編みでこどものセーターを編んだりしてたけど、こんなのは不可能です。
私のも編んでくれるって。凄くうれしい。
昨日も一昨日も雪。やっと日中止んだけど、また夜になって降り続いています。春よ、来い。