富良野訪問その1

北海道へ行ってきました。

日暮れに近い冠雪の富良野岳。

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今年2度目の北海道訪問のきっかけは、来年1月10日から富良野の演劇工場で上演される倉本聰作、演

出の新作舞台「夜想曲~ノクターン」。その作品に関連して倉本先生が新聞バッグに興味を持たれている、

ということを伺い、詳細を知りたいこと、北の国からの背景の舞台を見たいこと、富良野の方々に新聞バッ

グを紹介したいこと等などの理由で、直接富良野を訪ねることにしました。

 

旭川へは仙台からの直行便がなく、新千歳空港へ。この飛行機が久しぶりに見るプロペラ飛行機で、

揺れましたー、狭かったー、驚いたーー!

新千歳空港からはレンタカーで富良野へ。2時間半ほどの行程ですが、途中倉本スタッフから「富良野

近辺吹雪で先生が心配なさっている」との連絡が入り、俄かに緊張。雪には慣れてますが、北海道の吹雪

は未体験なので警戒すながら車を進めましたが、何事もなかった。

途中、占冠の道の駅で昼食。日本一の寒さで時々天気予報で地名が上がる占冠は一時期家族が住んで

いたので来たことがありますが、再度来てみるとこんなに小さな町だったのかと・・・・。

広大な土地の美しさよりも、暮らしの厳しさを感じさせられます。

調理場、店内一人で仕切るおじさんのアツアツてんこ盛りミックスフライで昼食。

 

雪が散らつくこともなく無事富良野に到着。

富良野では倉本先生の信頼厚いみやこさんの指示どおりに町の中心街にある喫茶「くるみ割り」に

伺いました。

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テレビドラマ「北の国から」や「風のガーデン」などのロケ現場として登場する喫茶「くるみ割り」は倉本

先生デザインだとのこと。入り口扉にはドラマに出演した俳優たちのサインが残されています。

緑の木々の葉に覆われた夏の「くるみ割り」の写真を見て驚きました。今は葉がないので全然イメージが違

います。

このお店の代表浦田吉氏は富良野のデザイン会議暮らしステーション代表であり、ジェロントロジーの研究

またフットパスをなさっていますが、富良野を代表するラベンダー園、富田ファームの設立に関わられた

お一人だと知り、私はこの出会いに感謝しました。今年岩出山で400本のラベンダーを道の駅の生産者

に配り、来年の開花、穂刺し、再来年以降の花の商品化などなど、私にはラベンダーについて勉強すること

が山積みなのですが、願ってもない先生に出会いました。

奥様のみやこさんに私たちはこれから滞在中、お世話になります。みやこさんは時々倉本ドラマの中にも

登場することがある、倉本先生に協力する「あるの会」の代表をしておられます。

 

ここで旭川空港経由で富良野入りした四万十チームと合流し、倉本先生の秘書の役割をなさっている

谷山氏に、今は閉塾されている「富良野塾」に案内していただくことになりました。