手紙

先日東京へ行った時にお知り合いになった校長先生からお手紙をいただきました。

校長先生が事務局長をなさっている「南三陸スマイルアゲインプロジェクト」のご案内を頂きました。

「南三陸を笑顔にする活動を10年続けよう」を目的に、南三陸町の保育園・幼稚園、志津川高等学校、

登米市南方や南三陸町の仮設住宅などで笑顔になってもらおう活動を続けておられます。

私は先生がたててくださるお抹茶と、どこかひょうひょうとなさった先生の楽しいお話を伺うことも

目的に入れて、時間のある時の参加をさせて頂きます。

 

しばらくして今度は小包とお手紙。

小包にはまとまった数のスポーツ新聞が入ってました。このスポーツ新聞紙で数パターン、資料を入れる

新聞バッグを作ってくれないだろうかと・・・。嬉しいお手紙が入ってました。

先日の「みどり会」の演奏会で東京でそのようなお話を聞いていたのですが、さっそく送ってくださったので

す。役立つかどうかはデザインし、実際に折ってみる私たちの気持ちにかかっています。

この新聞バッグが、いろいろな形で使われる場面を想定しながら、今日からあーでもない、こーでもない、と考えます。

 

そして夜になって今度は遠いヨーロッパのマルタからメールでの便りがきました。

送ってくれたのはmichikoちゃん。娘の義妹です。

春に里帰りして来た時にだんなさまのトーマス君ともども新聞バッグ講習をして3ヶ月。マルタ在住の

日本人の方にも教えてねえ、と頼んでおいたのですが。

なんと、テレビでやっている「世界の日本人妻は見た!」というバラエティ番組の通訳をしたそうで、放送日

のお知らせと、バラエティ番組だからマルタがヘンなふうに撮られてないか心配だ、と書かれていました。

私はmichikoちゃんと話していると、日本にいるよりもよほど地道な地に足が着いた暮らしぶりを感じます。

海外で暮らすということは、短い時間で人を成長させるのかな、とも思います。のほほんとしていられないよね。

 

そうだ、自分で撮った写真も送ってくれました。青いブーゲンビリア。人手の工作をせずに咲いた天然

自然の薄青色のブーゲンビリアなのだったら、やはり石灰質の地中海の島の土質によるものなのか。

不思議な色です。

それからローズマリー。これも自然のものでしょう。それから海。マルタの海の色はものすごく深い青。

やっぱ行きたいなあ。と自分の飛行機嫌いを忘れて憧れます。