「屋根」公演を数日後に控え、細々とやること満載。
今日は、満席のお客様に配る新聞バッグのタグ付けをしました。その間、花屋に行ってカーテンコール用花束
の花の吟味。バラ園に電話してバラのことをいろいろ調査。
会館ロビーには、これから咲き始めるこの町の梅の名所、佐藤梅農場の紅梅、白梅を飾ります。
できるだけ長い梅の枝をできるだけ豪華にたくさん大きな壷に活けて、来る人みんなに楽しんで頂きたいと思う
けれど、木のように長い枝は車に入らないだろう、と心配していたら梅農場3代目の宗一さんはトラックで運んで
くれるそう。
当日お出でになるお客様は馥郁たる梅の香りに包まれて、きっと春を感じていただけることでしょう。
こうして様々な準備をしながらも、日々変動する予約チケットの料金回収も気がかりで、過日、斉藤事務局と二人、
未回収チケット代金の集金に行くことにしました。450枚のチケット代金を1枚ももらい残すことのないように。
けっこう広い範囲を私が運転。斉藤事務局は集金係り。全てにきっちりしている事務局は仕事が早く、私のように
行った先でしゃべりまくって、お金はもらい忘れた、というようなことは皆無です。
おかげで岩出山で数軒、古川で数軒、集金はどんどん捗り、最後はちょっと遠いけれど松山の私の友人宅まで
足を伸ばしました。
ここで友人に見せてもらった印象深く面白い手仕事をご紹介。
この鯉に跨ったお人形はだれ? 足柄山の金太郎のようにも思えるけれど、でも金太郎だったら熊だし。
鯉は川魚だからなあ。友人がその昔道の駅で買ったというこのお人形、五月五日には飾りたくなるような
素朴ないい雰囲気出してます。
そして後ろのカップ。煎れて頂いたミルクティーとよく似合ったこのカップは一見陶器のように見えるけれど
実は木。端材を利用して作ったカップで一時はヨーロッパで賞までもらった作品だけれど、今はすこーし
売れ行き悪いそう。こういう製品が人の目に止まるお店が増えてほしいものです。
梅が入ったウイスキー。まるで薬びんのような。
半日歩いて、気がかりだったチケット料金の回収を終了しました。斉藤事務局のお陰で1枚の誤差もなく
チケット管理終えました。チケットは100パーセントの完売です。
そして別の日の夕方。
梅農場の専務、宗一さんと一緒に鳴子温泉の喫茶、たまごやさんへ。
宗一さんとたまごやオーナー宮本氏の会談に私も同席させてもらいました。
と、温泉街の通りであやさんが見つけた東京からの若いお嬢さんのお客様二人。コケシ大好きの方らしく
(今はコケ女と言うのかな)、なんと大きなコケシの柄のお洋服。
このお洋服は実はネネットという雑誌に紹介されていて、東京の渋谷や新宿で買えるそうなのです。
コケシの町にコケシのお洋服で。なんと粋なことで。
こういうお客様が増えると嬉しいことです。ついでに道の駅にも来てくれればもっと嬉しい。
肩かけバッグは郵便屋さん。
こういうバッグが渋谷、新宿で流行っているんだろうか。
長年首都圏を離れるとさっぱり不案内になりました。
こうしてバタバタしながら時間は過ぎてゆきます。
あと3日。公演成功に向けてがんばっぺし!!