エボラボ定例会

桜に続いて咲き始めた山桜。
花と一緒に出てくる小さな葉が茶色で花色も薄いので地味ですが、私は大好きです。

なんでこんな向きかというと木が倒れかかっているから。
2年後には倒れてなくなっているかもしれない。花は2、3日で散ってしまいます。

道の駅の新設部会、エボラボの月1回ミーティングに参加させてもらいました。
道の駅の次世代を担う若い人たちの部会ですが、まあ、こういう中山間地では若者の人数も多くはないので
多少高年齢に足を突っ込んでいても可。ということですが、やっぱりねえ、なんか場違いのような気もする
のですが好奇心には勝てない。

少し前にエボラボさんの今の活動状況への感想を訊かれたので、思ったとおりを答えました。が、
メンバーの顔も知らず、会議でどんなことが話し合われているかもしらず、活動報告の貼り紙だけ見て、
感想もないだろう、と反省したので何をやっているのかな、と見に行きました。

エボラボさんたちは贅沢をしません。
1日しっかり働いた後の午後6時半からのミーティングなので、食事は手作りの持ち寄りです。
お野菜がびっくりするほどいっぱい。器いっぱいのサラダに、普段はパブリカや野菜を作っているナオコちゃんの
期待の新作、ピンク色のラズベリードレッシングをかけます。茹でた野菜の和え物。山菜の天ぷら。ハリギリの
天ぷらを初めて食べました。美味しい!!

作れなかった人はコンビニお握りもあり、バナナというのもあったので強制ではないらしい。
私は手ぶらで食べるだけの人です。蓮根屋さんのレンコンの炒め煮は美味しかった。
そしてこれは、よっちゃんなんばん、よっちゃん手作り海苔巻。

よっちゃん奥様みっちゃん曰く「この頃海苔巻に凝ってるんですよ」。
凝るだけあってきれいに巻けてます。具を真ん中に持ってくるのはなかなか難しいんですけどね。
お味は、よっちゃん味噌なんばんがピリリと効いてgoodでした。

お腹も満腹になったところで、小玉ファシリテーターによる前回からの続きのファシリテーション開始。
今回はこれまでに提案された新商品開発やその他のやりたいことひとつひとつシュミレーションしてみる
という企画。5個のwと2個のHに沿って。会社の社内教育などでも最初に通過する基礎中の基礎ですね。

3班に分かれた白熱した意見を言いあって、このとおり出来上がりました。

こうしてひとつひとつ学びながらエボラボのメンバーたちは力を積み上げてゆくのだと解かりました。
今日シュミレーションしたことが次回には実現に向けてどんな進展があるのか。
楽しみです。好奇心に負けたらまた参加します。

みっちゃんに「大丈夫、大丈夫。プレミアム会員ですから」と言われてちょっと気楽になって。
歳をとるってのはいろんなことから自由になって、体も頭も動かなくなった分、欲も小さくなって
好いもんだねー、と常々思っているのですが、東北村や若い人たちと一緒の会議の時にはさすがに
頭が動かないとも言っていられないので頭が緊張してます。

帰ったら即寝ます。

そうだ! 私も提案あるんですけど。お客様に農業を発信するってのはどうでしょうねえ。

お米は誰でも知ってるけど、お米ができるまで、というのは都会の人は知らない。
私はここに越してきた当座、農協にお米を10キロ買いに行って、農協の人を戸惑わせました。
農協をお米屋さんのように思っていたんです。
お米の種蒔きを見てびっくりしたし、幼苗をハウスや田んぼのビニールトンネルで育てるんだというのも
初めて知った。トラクターで田を起こして水が入って代掻きをして田植をして、というのを何年も見て
初めてお米というのはこうしてできるんだ、というのを知りました。

お米ができて稲刈が終わった後、藁をか乾かして大切に使うことも知った。その結果の稲藁放射能汚染
ですけどね。知ってよかったと思います。お米に親しみが湧くもの。親しみが湧くというのは大切に思える
ということ。

今日、蓮根屋さんのレンコンを植える話を聞いて、とても興味深かったので、そんなことを思いつきました。
キノコができるまで、とか。どうでしょう?

 

エボラボ定例会” への1件のコメント

  1. 「好奇心があるうちは元気でいられんだって」っていうことを学びました。アンチエイジングだなんてへんてこなことにお金かけてられないね。

    ナオコちゃんのラズベリードレッシング、新聞に載っていましたけどどんな味かしら。同じ生産者同士でも、案外身近なが作っているものを食べていないってこともあるからこんな機会にお互い味の交換するのもいいですね。

    農協にお米を買いに行った話に似た話を思い出しました。私の近所で京都大学法学部に入った秀才がいたのですが、その人お米を買いに役場へ行ったのです。多分、食管制度のことでも頭にあったのかしら。

    農業の現場見るのは大賛成です。相手の素性を知ったらものすごく親近感感じるもの。

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