海山女子部、山形探索

海山女子部3人は、日曜日、珍しく休みを合わせて山形へ行ってきました。

東北生まれでも育ちでもない女子部3人は、東北の風物がもの珍しく行ってみたいところばかり。

でも今はまだ雪が溶けたばかりの4月初め。さくらんぼも薔薇もないので金山町のガッコ蕎麦へ

行ってみることにしました。

鳴子温泉を通過して新庄を右折。東北の大幹線道路13号線を秋田方面へ。

金山町は以前に行った時の印象は「木」の町。だったのだけれど、今回改めて来て感じるのは

白壁の蔵、大きな木造の家々など、昔ながらの歴史の面影を残す美しい町でした。

 

町の中を流れる川にかかる木の大橋。

周りはまだ雪解けの風景で、岩出山にはいなくなった白鳥の姿がまだ見られます。

1時間あまり車で走るだけで、残雪の量も寒さも太平洋側の岩出山とはまったく違うことを実感。

 

町の景観を壊さないように、観光用看板は立っていないけれど、こんなふうにマンホールに観光客の

ための表示がなされています。

明治時代に金山町を訪れた旅行家のイザベラ・バードは、金山町を「ロマンティックな雰囲気の場所」

だと「日本奥地紀行」に書いているそう。

農業用水路、大堰。

 

町のところどころで見るお休み処の屋内に置かれたライトアップの案内板。

 

まだ雪解け時期の今の季節は無人だけれど、観光の時期にはお茶を飲めたり、案内の方が

おられるようです。

 

そして本命の谷口がっこ蕎麦。

 

閉校になった小学校を利用して、村のお母さんたちが蕎麦を手打ちする名が通った蕎麦どころ。

なつかしい~! 昔の学校の講堂だ。これ講堂に畳み敷き?

こんなビロードのような紅いカーテン、私の小学校にもかかってました。

 

 

国道からだいぶ入った山の中ですが、がっこ蕎麦の駐車場には車がいっぱい入っていて人気の

ほどが伺えます。私たちも評判を聞いて来たけれど、こんな形でも廃校になった学校の利用は

できて続けていけるのだ、とお母さんたちのパワーに感服します。

 

いろいろ面白そうなものがありそうな新庄、千年だんごの大石田町、温かくなったら鮭が上るという

鮭川町、真室川温度で有名な真室川町。行きたいところはやまほどあるけど次回を期待して帰路へ。

往路とは道を違えて赤倉温泉経由で途中、分水嶺のある堺田に寄り道。

真っ白の雪の時期、人気のない単線の堺田駅のホームに立つと、映画ぽっぽやを思い出します。

しかし分水嶺というのは何度見ても不思議。

太平洋側と日本海側の分ける川の源がこんなに小さい流れなんて、誰が想像できます?

そして誰が見つけたんだろう。

 

ここ、何度来ても飽きません。

珍しいお土産いろいろ買って、大変楽しかった。また行きます!

 

 

 

 

 

 

 

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