ゴールデン食堂花見弁当・第2回編集会議

週半ば、仙台より旅行企画会社仙台リビングさん来訪。

4月半ばに企画された、この町にある佐藤農場の梅の花見と生誕450年伊達政宗の歴史を巡る旅の現地視察に担当者が来られました。この旅のなかで私たちがお引き受けしたのはゴールデン食堂のお花見弁当。ゴールデン食堂というのは、昨年の春、岩出山で倉本聡作の舞台「屋根」を上演した際役者さんたちの食事を賄うために作った、本物の食堂ではないけれど、農家のお母さんたちが持ち寄りの食材で20種類近い料理を作った幻のような食堂です。

場所は公民館の和室だったけれど、看板や品書きがあまりにも立派だったから、ほんものの食堂と間違えたお客様が「何か食べられますか」と立ち寄られたりしました。舞台が終った後も、必要な時には集合して料理を作るゴールデン食堂として今も時に活躍の場をもらっています。お餅屋の私が担当するのはスイーツ。出たばかりの柔らかな蓬を摘んで餡入りの草もちを作ろうかしら、などいろいろ考え中。せっかく来て頂いたので、不肖余所者の私が町をご案内することにしました。

まず最初に、メインとなる梅農場。

白い梅はまだ蕾が硬く、広-い園内のところどころに散りばめたように満開の紅梅。社長の宗一氏によれば早咲きの梅なのだそう。

連翹も少し咲き始めています。

宗一氏自慢の梅のトンネルの小径。 満開時には見事です。

路の右側には連翹が、左に植え込まれているのはさつき。

古い梅の木は150年くらい経っているものもあり、全部で何本あるのかは分からないので、自分で数えて、とのこと。まだ花が咲かない梅林をちらりほらり梅見のお客様の姿が見受けられました。

梅農場の後はお城跡に行き、有備館に行き、最後に私が好きな内川の散策路へ。

たぶん地元住民はあまり行かないところだと思うのですが、有備館の広いお庭の裏手を流れる内川に沿う道は、水の流れも山の木々も美しいとっておきのような散歩道です。そして、ただのお城を護る用水だと思っていた内川は、世界かんがい施設遺産なのだと今日知りました。そういう遺産があるのだとは驚いた!

翌日の夜は第2回目編集会議。

それぞれの仕事を終え、夜7時に黒田さんちに集まり、まず炊いたご飯に味噌屋の小泉君持参の3種の味噌をまぶして味噌お握りを作り、メンバー自作の持ち寄り惣菜と粕汁で腹ごしらえをしながらのミーティング。間で小泉君作の味噌玉も試食。本日のメインイベントは発行物のタイトルをつけること。この1日2日私が考えぬいたものは却下。呻吟しながらどうにかこうにかタイトルが決まりました。あまりにも破天荒なのでここでは言えない。内緒。出来上がってからのお楽しみにします。

全体の割り振りと、ひとりひとりが担当する文字数を黒田さんがテキパキと決めてくれます。もとデザイン、編集業務に携わっていた黒田さんが、とても頼もしく思える夜でした。

そして翌金曜日はロイズ新聞バッグ、検品、袋入れ、箱詰め作業。上條さんと二人真面目に仕事をして、今月の作業終了。

3日くらい寒い日が続いて間に温かい日が1日ほど。それっとばかりに庭に出て、篠竹切ったり枝を払ったりしているのですが、寒いので一向に捗りません。3日でいいからぽかぽか陽気のあったかい日が欲しい。

クリスマスローズ満開。あっちこっちで勝手に出てきたクロッカスが蕾を膨らませています。

明日、明後日、また忙しい週末に突入。

 

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