会議、蜜ろうそく作り。

昨日の朝の雪。

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午後から道の駅の会議があるのでうんざりしていたら、お日様が出て見事に溶けた。

陽があたればすぐに溶ける。これが岩出山のいいところ。

 

会議は道の駅出荷組合の年度替わりの諸々。予算やら役員改選やら来期に向けて重要事項を決めて

いく必要かつ重要な集会です。

私が部長を務める花部会は、気合の入ったお母さんたちが揃っているので、今年やるイベント類は

既に決まってます。

ラベンダー栽培の方向づけやら、新品種の菊の栽培、ドライフラワーの充実、講習、研修、イベント開催

などなど、そんなにやるのォ、と圧倒されるほど密度濃い。

なにはともあれ年度替わりの重要な部分はこれで終わりました。

 

ほっとしたところで、今日は、道の駅へお餅出荷後に温泉へ。

のつもりで鳴子温泉に向かっていたら、中山平温泉の蜜蝋燭つくり(スノーランタンフェスタ)の席がまだ空いてるよ、

と連絡が入り、急遽中山平へ。鳴子を越えて中山平温泉まで行くと積雪の量が俄然増えます。

会場はしんとろの湯敷地内のコミュニティセンター。

中に入ると50名ほどの大人こどもが会場を埋めてました。

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私、蜜蝋燭を作るのは初めて。どんなものかどんなふうに作るのかもまったく解りません。

最後の飛び入り参加で、指定されて席に着いたのはグループA。Aの仲間はお母さんたち、子供たち、そして

我ら海山女子部+S由美さん。

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作り方の説明の前に、今日の講師である山形県朝日町から来られた蜜ろうそくの森キャンドルの安藤さんの

お話があります。

まずは蜜ろうそくの原料である蜂の巣と蜂についてのお話。

これが滅法面白い。蜂ってそんなに種類いるの?蜜蜂の巣は紙で、人間は密蜂を真似して紙を作った。

近頃は蜂が少なくなってしまっているけれど、蜂がいなくなったら人間は食べるものがなくなってしまう。

蜂は近くに自分の巣がなかったら刺さない。

地蜂は生きたくもを10匹以上閉じ込めていて、それを1匹1匹食べて生きている。地蜂がいなくなったら自然界

蜘蛛だらけになっちゃうよ、などなど、大人も子供もこれまで知らなかった蜂の話に引き込まれて時間を

忘れそうでした。

 

 

解り易く蜂の話をしてくださる安藤さん。手に持っておられるのはオオスズメバチ。

これまでたくさん刺されたので、刺されてももう腫れもしないそうです。蜂が作ったものを頂くのだから、刺されても

仕方がないね。

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いよいよ、蜜ろうそく作り開始。

蜜蜂の巣からできているという材料をお湯で温めて、手や板で形を整えながらキャンドルを作る。

と言ってしまえば簡単みたいだけれど、私はまったくアート感覚ゼロ人間。

なんとか共同課題のスノーランタン用キャンドルだけは作ったけれど、自由制作は想像もつかない。

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このキャンドルをプラスティックのコップに入れて雪の中に置いて灯を灯す。ということらしい。

隣りで上條さんが作っているのは、トムとジェリーが食べかけているようなチーズ。と思ったら突然白鳥に

変更。S由美は味噌玉?惑星のようなりんごのような丸い玉。まったく形が思い描けない私はネズミの顔。

 

白鳥ができあがってきました。長い首を伸ばし羽を広げ今にも飛び立ちそうな白鳥。最後になんかヘンと

足がないのを思い出して大急ぎで足をくっつけてみんなで提出。

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なんと、海山のトップアーティスト上條の白鳥が、最優秀賞をゲットしたではないですか!!

飛び入り参加の結果だから、もうおかしくって笑いがとまりません。

インタビューまでしてもらいました。

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大震災から6年。南相馬から鳴子温泉に移り住んで新聞バッグを作り始めて、アーティスト上條はいくつ賞を

取ったことやら。今回の賞品はゆきむすびのお米と中山平の漆小屋の漆のお箸。

センター内で作られたお握り、トン汁、お汁粉を頂いて、今日は終了。

窓の外ではスノーランタンの準備が始まってました。

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今日の最後の締めは温泉。

11月以来、お風呂代わりに入っている温泉の成分表。

改めて見て、熱い理由がわかりました。  なるほど!

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