去年の土砂崩れ二の舞になりたくないと、大雨に怯えた台風10号。
雨が気になって朝まで寝られないと思っていたのが、あれ? というぐらいにたいしたことなく過ぎて、ホッと
したのも束の間。宮城に上陸するはずだった台風10号が50キロ北の大船渡に上陸してからの岩手の被害は
眼を覆わんばかり。だけでは足りなくて北海道まで大雨が降って複数の川の決壊で家は壊れ家畜や収穫
前の作物は流されるという大災害になってしまって、言葉もありません。
本当に人ゴトではなく、難儀なさっているであろう皆さまに心からお見舞いを申し上げます。
四万十の畦地社長にご縁を繋いでいただいていずれ時期が来たら、とうかがうことになっていた岩手県、
盛岡のわしの尾酒蔵さんをお訪ねしました。
10月1日のお酒の日に、お酒のビンが入る新聞バッグワークショップを企画なさっているというお話で、
デザイン、その他詳細を決めるために、今回は海山女子部、よっちゃん合わせてメンバー全員揃って盛岡へ。
迎えてくださったのは、わしの尾酒蔵さん、新聞を提供くださる岩手日報さん、そして岩手酒蔵組合の理事さま。
この5年半で、新聞紙や広告の紙などを自在に繰って新聞バッグ作りに熟練した黒田、上條インストラクターの
手によって初見参の岩手日報で造られたお酒ビン入り新聞バッグ。
ワークショップの後の企画の中に「きき酒コンテスト」というのがあって、よっちゃんは参加を申し込みました・
5人一組。名づけて「海の手山の手酒の会」
えーーっ! お酒なんか飲んだことないんだけど、ちょっとした色の違いでも美味しそうに見える美しいお酒
のビンに惹かれて、少ーしづつお酒を飲んでみようかと目論んでいます。
打ち合わせが終った後は、陽盛りの盛岡の町をぶらりぶらり。
盛岡名物、福田屋のパンを真面目に並んで買って、お昼は話には聞くけれど行ったことはないわんこ蕎麦に
初挑戦。
といっても挑戦するのはよっちゃんと上條さんで、黒田、みっちゃん、私は普通のお蕎麦を食べながら観戦。
始まりは余裕。
まだまだ余裕。
おそばをよそってくれるおばさんの掛け声に合わせて「どっこいしょ」と返すくらいにまだ余裕。
当人たち二人は余裕らしいけれど、見ているこっちのほうが不安になり始めた100杯越え。
もうやめたら?
美味しいと思ううちに止めるか、腹いっぱいまで続けるか、思案のしどころ。
この満足そうな笑顔!。
よっちゃん、180杯、上條150杯でよっちゃんの勝利。
上條50代半ばにして150杯の好成績をあげました。
二人ともまだ余裕があるらしく、別腹で福田屋のパンを食べられると言っていたから、凄い人たちだと思います。
笑い転げた後は盛岡の町をぶらりぶらりと散策。
宮沢賢治「注文の多い料理店」出版の地、光源社において、海山女子部。
楽しい1日でした。