さくら

今日は突然気温が上がりました。
朝のうち、家人を車で病院に運び、道の駅に出荷に行き、戻ってハウスで酪農婦人会
注文の花苗の準備。暖かい!暖かいの通り越して暑い!。朝は静かだったのに
時間を追う毎に強風が吹いて、辺りは黄砂色になってきました。喉がガラガラする。

こちらの桜はまだまだですが、東京では満開だそう。花見客が50人も急性アルコール中毒で
病院に搬送された、と新聞に載ってました。昨年は大震災の自粛ムードで少なかったとしても
一昨年の2、5倍とか。「なんでやねん!」と思います。なんでそんなことになっちゃうの?

桜の花を愛でて酒飲み過ぎて救急車で運ばれるなんて・・・。 救急車だよ。
それも若者が多いとか。

私たちも桜の花を待ってます。なかなか咲かないから咲いたらほんとに嬉しい。よそより遅いのが
トクした気持ちになったりします。でも花見して酒飲んで救急車で運ばれる人なんて滅多にいないと
思う。ここ東北では。救急車で運ばれたらほんとに恥ずかしいと思う。ここ東北では。

今日、気仙沼の仮設住宅の見知らぬ方から、立派な文字で書かれたお手紙を頂戴しました。
誰だろう、と読んでみると、先日、気仙沼仮設住宅のUさんがこちらにみえた時に差し上げたパンジーや
ビオラの花をUさんから譲られた方で、仮設住宅の暮らしにお花を頂いて感動しました。玄関が明るく
なりましたというお礼状でした。

そんな立派なお花を差し上げたわけではないのに恐縮です。でも私は嬉しいのでさっそく明日
お返事を書きます。こんなことで喜んで頂けるのなら、気仙沼まで余剰苗を運びたいくらいです。

このお手紙を見た時に、昨年、鳴子温泉に2次避難に来られていた東松島の方々からのお手紙
を思い出しました。東松島の方々は自炊だったので、道の駅では1週間に2度、生産者の
野菜を出荷組合と会社で買い上げて、避難者の方々にお譲りしていました。たったそれだけの
ことなのに、何枚も何枚もの東松島の方々からのお礼状を頂きました。

「このご恩は一生忘れません」とか「見知らぬ方にこれほどの親切をしていただき心からの
感謝を」とか、今の世の中では見ることのないような、丁寧な感謝の言葉がちりばめられた簡素な
お礼状でした。このお礼状は市役所や公民館などの壁にも見ることがあったので、避難した方々は
きっと、日常が過ごせるようになったらすぐにこうしたお手紙ををたくさんの方々が書かれたに
違いありません。これらの手紙は失くしてはいけないような気がして、私は写しを保管しています。

そして今日はまた別の電話もありました。

福岡の友人からで、知り合いの方が、何かの集まりでの残ったお金を海山ネットに支援していただける
とのことでした。海山ネットではこの先の活動のために、事務局を補助してくれる方をお願いすることにし、
小さい小さい経済の回転のために私たちの生産物を新聞バッグに詰めて世の中に送り出す
作業のために遣わせていただくことにしました。
ありがとうございます。

私の集落の集会所は昨年の大地震で壊れてしまいました。大震災で被害を受け、修理のお金を
必要としている私の集落の集会所と同様のところは70か所あるのだそうです。予算は全体で700万。
1軒10万円では直しようがありません。で、1軒何万円かづつお金を出し合って集会所を直したら
どうだろう、と話し合いが始まるようですが、毎年何軒かづつ亡くなったりいなくなったりしている
現状で直す意味ある?と問われましたが、どう考えたらいいのだか、答えが出ません。

明日も気温が上がるようです。
カチカチの桜の蕾も少し柔らかくなるかもしれません。
私も毎日畑にある2本の大きな「私の桜」が咲くのを待っています。

 

 

 

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