今朝のテレビで75歳でロッククライミングに挑戦している女性を見た。60歳から
始めた山登り。そして岩に挑戦し始めてから6年だとか7年だとか。
40歳代後半から山に登り始め50代の終わりで「山はもう終わり」と断念した私
から見ると、彼女の挑戦がどれほど凄いことか、どれほど肉体の老化に逆らう
ことかよくわかる。肉体もきついが、どこかで落ちたり迷ったりして家族や世間の
方々にご迷惑をかけてはいけないと、近所の低い山には今でも登りたいと思う
が、かつて歩いた山々の稜線の雪やお花畑の花々を思い出すと、涙が出るほ
どなつかしい。
D社長が帰られてから、毎日毎日みんなで事業をするとはどんなことなのだろう
と考えている。いずれ海に帰る人と山に住む私とが一緒になって。
もう歳だ歳だとある意味投げやりになっていた私にD社長は、年齢に何の
関係がある。今やるべきことをやりなさい、とカツを入れてくれた。少なくとも
前より必死で考えようとしているだけでもマシになっています。
これからの仕事は、特に被災地の仕事は、若い人はどこへでも行けるけど
どこにも行けない高齢者の仕事は、ハローワークに行って雇われる仕事を
探すだけでは済まない気がする。
作って売り、採って売り、拾って売り、各々が自分で自分の仕事を作り出す、
そういうこともアリではないのと、ぼんやりとですが考えています。
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