日本中、強風で大変な様子ですけどここもそう。
夜中から凄い音の凄い風です。とりあえず昨夜、ハウスの扉は閉めたけど、屋根ビニールが
飛ぶのではないかとヒヤヒヤしてます。飛んだら大変なのですよ。
中にあるこれから出す花苗、ポピー類とか、エスコルシア、ムスクマロー、ヒューケラ、オリエンタルポピー、
カンパニュラ類、エリンジューム、その他覚えてないけど、いろいろな花の苗が水浸しになっちゃいます。
そしてずーっと雪なんですねえ。
この辺の人、みんな今週から種まきだといってますけど(お米)、こんな気候で無事育つんだろうかと
心配になります。
私は全くの市街地育ちで、お米のことも田んぼのことも何にも知らないですけど、移住して10年もなると
さすがに、お米の内情は全然わからないけど、外見のことは少しはわかるようになりました。
それと味もわかる。
東北のお米はほんとにおいしいです。
今年は寒いので全体的に遅れているのかと思いますが、これから先、田んぼがもう少し乾いて
あちらこちらの田にトラクターが入ると、ほんとに春が来たー、という感じがします。
それから水が入って代掻き。田んぼに水が入ると、即座にカエルが合唱し始めます。ほんとに
その日の夜からそろって田んぼ中でガアガアケロケロ。そしたら蛇が出て来ます。
まだ折々に寒い日があるので、温かい日には蛇は道に日向ぼっこに出て来ては輪禍に合います。
どんなことがあっても自然は、温度と共に時を違えないのですね。
そして5月は田植え。遅い人は6月までかかります。
それから大事なのが気温で、いつまでも寒いとハラハラします。伸びないよー。寒すぎるよー。
暑すぎるよー。カメムシ来るなー、と私は米を作らないのに、観客席でできるまでハラハラドキドキで
黄金色の実りの時を待ちます。
お米が実るまでの1年の田は本当に美しい。小さい早苗も、緑色の稲が風に揺れる姿も、そして
刈取りの時を迎えて、棒がけの稲が田のあちこちに立つ風景も、毎年見て毎年飽きず美しいなあ
と思います。
「きれいだねえ、きれいだねえ」といくら私が近隣の人の共感を得ようと思っても、大抵誰も
返事をしてくれません。当たり前の光景だと思っているから。
このお米作りが無くならないように、微力ながら私はお餅をつくって販売してます。
これから海山ネットでお餅を販売する時には、宮城の餅米の宣伝を盛大にやっていこうと思ってます。
仕事帰りにコンビニで買ったものが、突風で袋の中身まで全部200メートルくらいすっ飛んでって、拾うのが大変だったよ。
周りにも同じことになってる人がいたし。
凄まじい風だった。
風邪はもう大丈夫ですか?
健康第一で。
想像してちょっと笑った。この辺、木が何本か折れて道を塞いでいました。ハウスの屋根が飛ばなかった
ので、よかったー、と思っていたら、横と扉の一部が大穴空いてた。
今日はCTでした。結果がわかるのは月曜日。その結果によって手術になります。
田舎に春が来た感じ、そしてどんんどん季節が進んでいく感じ、さすが曾木さんですね、さりげない表現で的確に捉え表現されています。
外国人のALTさんって8月に赴任するでしょ。その時期は田んぼがとてもきれいな時期なんです。カナダから松山に来たALTさんが田んぼの美しさに感動していたことを思い出します。地元でずーっと暮らしている人たちにはわからない美しさが本当にたくさんあるんですよね。