お餅を出して道の駅から戻ってくるお昼頃、路上で珍しいものを発見。
赤茶色の小さい生きもののようなのが、道路の端でごろごろコロコロ、ころころゴロゴロ。
何やってるんだか生きものなんだかゴミみたいなものなんだかさっぱり判らないけれど、でももしかして、小さい赤茶
色の生きものが車に撥ねられてもだえてる?
急停車して窓を開けのぞいたら、なんと2匹のテンが壮絶に取っ組み合って喧嘩してました。
ふあふあの毛色が赤茶の夏色に変わってもの凄くきれい。このままじゃ団子になったまんま車に轢かれるだろう
から仲裁しょうと外に出たらパーーッと離れて田んぼの中に走っていっちゃった。。追いつ追われつ2匹になったら
立派なテンでした。
春なんだなあー!
猫も忙しそうだけれど、オスのテンも大変だ。
今年は孫の小学校での熊出没情報ももう3度目か4度目。まだ暖かくなって間もないのに。2、3日前は由美さん
ちのほうに出たそうです。
これから竹の子シーズン。熊は竹の子大好きなので、竹の子が出る間は離れないよ、その辺で寝てるよ、と隣家の
ご主人から聞きました。竹の子と一口に言っても、孟宗、カラタケ、破竹と3種類が終わったら、次にはかぼちゃだの
トウモロコシだの果物だのと畑の作物が実るので、熊は他所に行く理由がないんだね、きっと。
子供たちはランドセルに熊鈴をつけ、ふだんなら子供だけで行く学童通いも車だったり大人が付き添ったりで
通います。昨年はドングリの豊作で冬の間に産まれた仔熊が多いとか。お母さん熊は怖いから出会わないように
気をつけなくては。
孫のランドセルの熊鈴。
あんまり効き目がありそうには見えないんだけど・・・・。
川渡温泉の菜の花フェスタに行くために菊作りの小野師匠が南三陸から出てきてくれました。
大震災の年の4月に梅農場で初めて会って以来小野寺夫妻とはもう5年のおつきあい。ご主人は元外国航路の
船員さんで今のお仕事は菊の花栽培。出会った時は小野寺さんのお宅も菊栽培をしていた畑も奥さんが仕事を
していた工場も全部津波で流されてしまった状況だったけれども、今は新しいおうちに住んで(まだ行ってない)、
菊の栽培も順調に回復して奥さんも再建された工場でお仕事をされています。当時は必死で一緒にお仕事を
して支え合った海山仲間だけれども、今ではこうして1年に2、3度海の恵みのお土産を持って、よっちゃん、梅農場
の宗一さん、そして私と1箇所、1箇所を訪ねてきてくれます。
会いに来てくれてとても嬉しいし、二人の元気なお顔を見るとほんとによかったな、と思えます。
夕方少し陽が翳ってから蓬を摘みに外に出てみると、まあー、ちょっと見ない間に庭は一面のワラビ&土筆が原。
私は福岡産まれなので土筆は袴をとって卵とじにして食べます。この辺りの人は食べない。
勧めても絶対にというくらいに食べません。
蓬はお餅用。
1時間採ってこの収穫。
都会もんなので、わらびの灰汁抜きとか漬物とか私はほんとにど下手くそ。全然上達しないのだけれど、見れば
採りたくなる山菜の不思議。