きのう、今日、強烈な風、春の嵐。
3月18日の「屋根」公演で、すべてのお客様に配ることにした、パンフレット類が入る大きさでニューデザインの
新聞バッグを黒田さんとあやさんが、ここ2、3日で折り手さんたちに講習をしてますが、そんな中、あやさんが
「これ余ったから捨てちゃう?」と持ってきたのがこの新聞。
「屋根」用新聞バッグ作成にために、地元ローカル新聞大崎タイムズさんが気前よく損紙等を譲ってくださった
新聞紙で日付は1月1日。
なんと私たちの商売の拠点「あ・ら・伊達な道の駅」を空から俯瞰した形でドーンと一面を飾った紙面。
いやいや、捨てるの勿体ない。何かになるんじゃない?
と、すぐさまアヤさんが作ってくれたこの新聞バッグ。 素敵じゃないですか!
「地方再生の拠点へ」だって。かっこいい!
ほんと、そうなってほしい。
夜、久ぶりに一昨年東京の食糧学院から夏のインターン研修で岩出山に来てくれたノアさんからメールがきました。
ノアさんは日本人だけれど、若くしてイスラエルに渡り、イスラエル人のご主人と結婚して今はイスラエル国籍の方。
食糧学院の学生さんで、年齢は50歳代。ご主人が亡くなった後、栄養士になることを志して日本に戻り、今は栄養
士の資格をとるべく猛勉強中。彼女が初めて当地に来た時に、たまたま講習日が重なった明大付属中野高等学校
の新聞バッグ体験講座に参加して以来、彼女は新聞バッグに興味、共感を持ってくれるようになりました。
食糧学院の学院祭で一人で新聞バッグ講座を開催した行動力に驚いたり感心したりしましたが、、今日のメール
で、その勇気と行動力はさらにさらに進化していることにびっくり。
ノアさんは、食糧学院で勉強しながら、2020年の東京オリンピックでイスラエル選手団を食の面からサポートしたい
という夢を持ったそうです。昨年のイスラエル帰国時には、さっそく行動を起こし、イスラエルのオリンピック委員会の
会長さんと会ってアシスタントの仕事をオファーされたそうで、昨年1年はそのさまざまな準備研修で、スイス、リオ、
北京などオリンピックに関係ある国々を回ったとのこと。イスラエルに戻ったら、まずはリオオリンピックに出場する
選手団のサポートをし、オリンピックでは日本の文化と新聞バッグを紹介したい、というのが彼女の中にうまれた
新たな夢なのだそう。 いやあ、相変わらす、ノアさんの夢はでっかい。
新聞バッグがオリンピックへ。
夢のような話だけれど、トノアさんんは言いますが、これまで数々の奇跡のようなできごとを生み出して
くれた新聞バッグ。
その夢に乗せてもらって、新聞バッグがさらに羽ばたきますように、私たちも応援します。