さっき英字の新聞バッグをumiyamanet代表よっちゃんに渡したら、もうブログ
に立派な写真が載っていてびっくり。そうなのです。来月英字の新聞バッグがど
っさり必要なので、お持ちの方、是非お譲りください。折るのは南三陸歌津の新
聞バッグつくりのエース、さおちゃんとお母さんです、そして避難所の仲間です。
南相馬の人、女川の仮設に入った方も作ってくれています。
さおちゃん一家と仲間の方は明後日の19日(8月19日に全部の避難所が閉鎖
されるということです)に4ヶ月余り過ごした鳴子温泉S旅館を離れて、南三陸町
歌津の仮設住宅に入ります。さおちゃん一家は大人ばかりの6人家族ですが、
4畳半の2DKがふたつという生活空間になるので、行ってみたけど「狭かった
た!」とさおちゃんは苦笑していました。抽選に外れた人のために建てられたた
った9世帯の仮設住宅だそうです。飲み水はまだ出ません。
南三陸町歌津には先日私も初めて行ってきましたが、まだ復旧は始まっていな
いというか、どこを見てもどこに復興の兆しがあるのというくらい、たぶん震災後
からほとんど何も変わっていないんだろう、というような情景でした。仮設店舗
のコンビニ以外まったくお店がない。電車は復旧の見込みが立たず、バスが
あるはずもなく、車以外の交通手段がないなかで、さおちゃんやこれまで親しん
だ被災者の方々がこれからどうやって暮らしていかれるのだろう、と心配です。
さおちゃんは仮設住宅に入ってもこれまでどおり、新聞バッグを作り、イベント
にもumiyamanetメンバーとして参加してくれる、ということですが、どうやって
さおりちゃんを石巻とか仙台とかに連れ出したらいいのか、これからの課題
です。被災者の自立支援、そして使い捨ての生活をちょっと見直しましょう、
という気持ちで新聞バッグを作っています。英字新聞をお持ちでしたら是非
お譲りください。お願い致します。