修学旅行で新聞バッグ

海山の営業、雑用部長が「たっけのこォー!」の日々なので、(実際、今たけなわの竹の子作業を見ている

と毎日よくやれるよなあー、と感嘆するほどの重労働だと思います。毎日2時間も竹の林を歩いて、出た

竹の子をシャベルで切り取って集荷かごに入れて持ち帰り、皮を剥いて薪の火を炊いて、蓋の上にブロック

2、3個押さえに乗せた大なべふたつにこれでもかというくらいにギュウギュウに竹の子を入れて、グラグラ

グラグラ煮るんです。竹の子とるのもしんどいし、重いし、熱いし、茹で上げた竹の子は冷まして水を入れて

袋詰めにして販売します。その作業のうえに、毎朝竹の子弁当を作って茹で竹の子と一緒に道の駅に出荷

してます。私がお餅を持って直売所に行く頃には、もうお弁当は並び、竹の子は冷蔵庫に収まっているん

だもの。そして保存用のビン詰め竹の子もちゃんと作っている。凄いねえ!よっちゃん、みっちゃん!)

ということで、話を元に戻すと、営業部長よっちゃんが竹の子大繁忙期の間は女子組で乗り切ろうと今日は

単身古川の芙蓉閣に行ってきました。芙蓉閣は中華料理、懐石、などのお料理が食べられる宴会場、

結婚式場として古川では名が通っているお店です。

 

この芙蓉閣の大ホールで6月初め、海の手山の手ネットワークは、神奈川県海老名市の中学校の修学旅

行の生徒さん200名を迎えて、新聞バッグの講習をすることになっています。

200名というのは凄い数で、海山もこの3年、キズナプロジェクトやその他の団体のお客様など、100名余の

方々に新聞バッグの作り方を教えたことはあるけれど、200名というのは初めてです。

 

芙蓉閣の担当の方も最初そのお話を頂いたときには、この町近郊の学校の生徒数から考えると200名は

あり得ない数なので(因みにうちの学区は全校生徒で35名くらいかもしれない)、何のお話だかのみこめ

なかった、と仰っていました。

 

この200名の生徒さんたちに完全に新聞バッグの作り方をマスターしてもらいつつ、楽しんで頂く講習をする

のが私たちのミッション。ということで、200人分の道具、マスターしてもらう方法の数々、どうやったら楽しい

時間になるのかな?等々考えるだけで頭いっぱい胸いっぱい。

 

この学校の担当の先生方は、生徒さんに楽しい時間をもってもらうためには、自分たちが新聞バッグを作っ

てみなければならない、と昨年の夏は修学旅行に先がけて先生方だけで休暇を利用して東北沿岸部視察

と新聞バッグ作りを体験されました。「楽しかった」と言ってもらって、嬉しかった。

 

旅行を企画された旅行会社の担当の方も「楽しみにしてるんですよ」と仰ってくださった。

とにかくがんばります。あやさんもクロダさんも、できるだけ何も買わない。道具は手で作る。じゃないと

意味ない、と知恵を絞っています。定規だって200本手作りするんだそうです。

 

あと半月。頭いっぱい胸いっぱいの日が続きます。

 

 

 

 

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