新聞バッグの折り手さんを増やさなければならないこともあり、ここのところ講習が続いて、
ちょっとヘタリ気味。
土曜日は雨。それもザアザアの本降りの中、マルタに帰るミッチャン、トーマス夫妻とご両親も
お誘いして手造り家具と手作り週末蕎麦の店「愉多工房」にお蕎麦を食べに行きました。
せっかく生真面目インストラクターあやさんがあれだけ大騒動で気迫を込めて、休憩も許さない
ほどの情熱で教えたのに、肝心のトーマス君は私の顔を見るなり「アイ・フオーガット云々・・」
「何いってるの。きのうはわかったと言ったじゃないの」と言ったら、「やっぱり、一度ではダメだから
折り方の説明書に英文ほしいなあ」と。
ンだっちゃねー。
それは納得するわ。私たちも最初に習った頃、頂いた折り方の説明書と睨めっこしてたもの。
ということで、たまたま東京から電話をかけてくださったチームワンネスのOHさんに相談したら、
「いるいる!最適の人が。翻訳が仕事の人いるよー」
そんなわけで、追々、英文の折り方説明文が作れると思います。
紙で何かを折る、という文化がないところの人に、まあ、簡単とはいえない新聞バッグを作ってもらう
のは、トーマスが言うように「クレイジー」かもしれないけれど、でも作りあげれば笑顔です。
東北新聞バッグプロジェクトの中核をなす梅原先生は「日本最後の清流simantoriverから生まれた
新聞バッグは世界共通言語になるだろう。そのコンセプトは、県境、国境を越え、東北~世界~地球
との新たなコミュニケーションツールとなる」とおっしゃっています。
これまで中国の方々、台湾の学生たちなど200名を越す外国の方に新聞バッグ講習をやってきたけれど
今考えると、準備不足だった面が多々あり、新聞バッグの作り方を教えるためのコミュニケーション
ツールというのは必要なんだなあ、と実感します。
大騒動にならないためにも、気迫疲れしないためにもネ。