釣り場リサーチプロジェクト

闘病中の夫を釣りに連れていくために、夫が好きな女川に釣り場探しに行ってきました。
一人で運転するにはちょっと距離があるので、交代運転できるようにあやさん(南相馬より避難中)、とクロちゃんにも同行を頼んでいたのですが、あいにくの雨。

でもあやさんのバイトが終わるのを待って昼過ぎに出発。

自慢じゃないけど、普通なら1時間で行けるという石巻まで、何回行っても必ず迷います。1回迷い始めたら
とりつかれたように必ず迷子になるので、今回は初め(自宅)から終わり(石巻)まで田んぼの中の道を
行く、というルートを選びました。そしたらこれが当たりで、早かった!

石巻の漫画ロードに入ると道沿いに仮面ライダーなんぞの人形が立っています。一度は孫を連れて行きたいと思っている石ノ森曼画館は旧北上川の河口の中瀬にある、水の中に立地したような建物ですが、
周辺水に囲まれているので、水嵩が増す雨の日よりも晴れた日に行きたい場所です。

そして萬画館を過ぎ石巻の町中を抜けて女川へ。石巻は、以前に家はあるけど中は水に洗われて空洞という家並みに衝撃を受けた頃と比べれば、家が新しくなったところも増えたけれども空洞の家もまだたくさん
あるという状況でした。

 

女川に入るのは大震災以来初めてです。
想像はつかなかったけれど、2年経過して、やはりウーームという感想しか出ない。
2年前は目を覆うばかりの被害であったろうとは想像できます。今は被害のあれこれは片付けられてはいるけれど、復興という感覚は持てません。これほどかと思うほどの仮設住宅の数。以前漁港であったところは
工事現場のようで、こんなところでの釣りを許してもらえるのか確信がもてません。

 

今世間では稼働稼働と叫ばれているらしい原発。ここでは女川原子力発電所を見てみようかと、行って
みたのですが、時間が遅いからか立ち入り禁止なのか解からないけれど、入れずUターン。一応、3人3様、窓から腕を突きだし「原発反対」のポーズをして帰ってきました。
帰り道での原発の裏側に位置する漁港に寄りました。民家はほんの少し山を上がったところにありました。

遠くに見えるのが女川原発の後ろ側だと思います。

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鳴き砂と書かれた案内板がある砂浜。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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鳴き砂鳴らす、と砂浜歩いてますが、雨じゃ鳴らんだろうと思います。

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女川の港も鮎川漁港も大工事中。
大変道が判りにくい中を女3人頭を集めて、釣れそうな場所を探し出しました。漁師のおじさんにも話を聞き
ました。民宿を訪れて泊まらせてもらえるか訊いたけど、工事の人専門とのことでダメでした。
夕食前のどんぶり飯の大きさに、あやさん感動しきり。

次には天気の良い日に本番プロジェクト実行します。

 

 

 

 

 

 

 

 

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