小さな小さな経済の回転

朗報です!!

 

朝、世田谷のチームワンネスさんよりご連絡があり、世田谷ボロ市での全商品。
気仙沼公園仮設住宅の方々が作ったフッコロ他、海の手山の手で作った新聞バッグ、
布バッグ、エコバッグ、コースターなど、それから新しい仲間の方4人の方の作品、

ぜーんぶ、初日の土曜日には8割方、翌日曜日には大変な人出で早々に完売
したそうです。
嘘みたい! 正直売れないんじゃないかなあ、と思ってました。                               メンバーのKが黙々黙々黙々と物も言わずにラッピングに専念していた努力が実りました。

チームワンネス、気仙沼の方々、新しい仲間の方々。
この寒空に2日間、物だけ送って販売していただいてありがとうございました。
これまで何度も販売したので、2日の疲労はよくわかります。
見たとき、涙出そうだった。それほど「売れないだろうなあ」と諦めているという
ことなんですが。

前回と合わせてみーんなで3十万円以上の売り上げ。さすが大都市東京、宮城では
絶対にこうはゆきません。売り上げの一部が、難病と闘う子供たちのために
来年発刊される絵本の支援として、リブフォーライフ美奈子基金に送られました。

どうしてテームワンネスさんと知り合うことになったのか、というと
ほんとにちょっとしたきっかけです。

四万十に行った時、四万十ドラマの社長、畦地さんそしてその仲間の方々と
ご一緒の、美味しーいカツオ料理のお食事に誘っていただきました。その宴に
だいぶ遅くなって参加された歌手のうーみさん。宴も終わって別れ際、
うーみさんに「お布団ありませんか?」と声をかけられました。

「お布団?」

石巻で被災され一か所に数世帯で避難生活を送られていた方々が、家の修理が
終わって戻られることになり、お布団が必要とのこと。
宮城に戻って、必要数の3組のお布団を手に入れたら、受取りに佐沼まで来て
くださったのが、津山の優さん。優さんは東京から来られたチームワンネスの方々ご一緒に、大震災後、
気仙沼で炊き出しをされていたワンネスメンバーお一人でした。

それがたまたま世田谷ボロ市が行われる前で、誘っていただき、リブフォーライフ
美奈子基金の方ともお知り合いになり、絵本を作る一助にもなれました。

縁というのはほんとに不思議。一つの同じ目標があれば、選んでなくともこうして
自然にひとつひとつ繋がっていくんですねえ。
売り上げのお金は、新聞バッグを作ってくれた南三陸、女川、南相馬の海の手さん
のところに行き、また海山ネットが活動するための源になり、そこでまた新聞バッグが
作られて同じ工程が繰り返される。

小さな小さなお金の回転。小さな小さな経済復興への確かな足取りになれば
いいと思うのですが・・・・。
でも、小さすぎるか!

 

 

 

 

小さな小さな経済の回転” への2件のコメント

  1. 早々の完売、良かったですね!私も一日だけでしたがイベントで外の販売をしたことがあるので疲れ具合よ~くわかります。それも寒空の下で、関係者の皆様お疲れ様でした。

    チームワンネスさんとのご縁、わかりました。曾木さんといろいろな人たちとのご縁を私の頭で少しずつ整理できてきました。

    手拭いを被る習慣は私の母の年代まではありますが、私たちの年代では見かけません。そうだ、バンダナだったら被ります。バンダナだったらお弁当の包みにもなるし、ハンカチ代わりにもなるし、ちょっとしたカバーにもなるし・・・用途はグンとと広がります。

    1. 今日は、南相馬から避難中のKさんとお昼を食べておしゃべりをしてました。彼女は新聞バッグを作っています。
      手拭いの使い道を考えてくださってありがとうございます。新聞バッグを作る時、作る人が選ぶ紙面が、その人の
      口では語らな想いを表すことがよくあります。手拭いは南相馬で、南三陸で、気仙沼で失ったものへの希望の絵を描いてほしい、
      と思っています。バンダナでは描きにくい!!

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