田舎郡東北村と埼玉県の日高くるくるネットの催しに、海の山の手ネットワークのメンバーも加えてもらって第2回目の海山教室開催。鳴子温泉の旅館で晩御飯を食べながらお話しをしました。
左から埼玉県の「たねの森」代表の紙さん、海山ネット代表&田舎郡東北村村長のよっちゃん、
東北村事務局マッチャンです。
「たねの森」代表の紙さんは、昨年の311の大震災以降、東北応援隊を結成され、沿岸部の各地を
何度も何度も訪ねてはいろいろな形での被災地応援をしてこられました。その何度めかの時、
岩出山に寄ってくださって、梅農場でお会いしてからのご縁です。
また紙さんは、エネルギー自給やライフスタイルの見直しを考える集まり、日高くるくるネットの代表でもあります。
今回は1日目は福島、2日目は南三陸を見て、その後に鳴子温泉に到着されました。
日高くるくるネットのメンバーの方たちはみなさん逞しくて赤ちゃんも小さい子供さんも一緒でした。
赤ちゃんがはいはいして行ったりきたり、ちっちゃいお姉ちゃんは駆けて行ったりきたりする
今回の海山教室は、初めての体験ですが、みなさんの福島や南三陸を見て体験しての感想は意見は、
聞いてよかったです。
この子供たちすごいなあ。
埼玉県から東北自動車道で福島まで、長時間を車の中で過ごして福島で一泊して、翌日は
南三陸まで行って夕方鳴子に到着という大人でもうんざりするくらいの長時間ドライブなのに
1歳2人もちっちゃいお姉ちゃんもお兄ちゃんたち3人も全員、疲れなどものともしないくらい
機嫌がよく元気なのには驚きました。
きっとお父さんお母さんがしっかりしていらっしゃるんだね。
長時間ドライブに備えて車の中には紐を張って洗濯物が吊るしてありました。
移動の時はおんぶ紐でお父さんやお母さんの背中におぶわれてました。 こうやって機会あるごとに大人も子供も一緒になって旅をしたり、勉強会をしたりしていたら
子供たちはきっと自然を大切にする、世界は広いと理解する大人になっていくでしょう。
10時までいろいろなお話しをして散会。
みなさんは温泉に入って長時間トライブの疲れを癒し、私たち近所組は帰宅です。
大震災から1年半以上が経って、町の被災そのものはなーんにも変わらないねえ、という実感があります。
でも被災した人たちの内面は、仮設住宅に入って、何らかの仕事に就けたとしても、入った時とは違う重さ厳しさが、じわじわと増してきていることを感じます。