今日は私が出荷しているあ・ら・伊達な道の駅の株主総会。
当地に越してきた翌年、町に道の駅ができることになり、その最初の募集の時にほんのちょっぴり
ですが、株を買い、株主になりました。
将来大きな儲けの良い会社になって株の配当があるだろう、なんて見越して株を買ったのではなく、
退職する前、ある会社の役員であった夫が、地域住民の生活の向上のために建てられた道の駅だから、
将来安定した運営がなされるためには、みんなが株を持って道の駅の一員であるという意識を
持つことが大事だ、と言ったので「そうか」と思って買いました。
後にも先にも株を持ったのは初めてです。
第3セクターなので大株主は市です。健全な運営がなされるためには、大株主である市が健全な
精神を持っていてもらわなければなりません。あちこちにたくさんの第3セクターによる道の駅がありますが、魅力的で活発な道の駅はあまり見かけないように思われます。
道の駅がオープンして10年。オープン当時からの株主は、10年歳を重ねました。
農産物直売所の生産者は50代だった者は60代になり、60代だった者は70代になりました。
病気する者、農作業ができなくなった者、10年たって事情が変わり、出荷ができなくなる者も
少しずつですが、確実に出てきました。
少数ですが、この道の駅にも若者がいます。
若者が力をつけて、ただ出荷するだけではなく、自分も道の駅の一員であるという意識を持って
株を持って、株主総会に出席できるようなったら、いいな、と思っています。
今日の若者の出席者は2名。自分が歳をとったので頼もしく感じました。
一息休んで午後からはまたきのうの続きのアッツザクラの株分け。
たくさんあるので、途中でイヤになって、花が咲いているきれいなヤツは、売ってしまおうかと、
繁殖の真面目心が薄れてきます。
夜は、明後日の中国から見える公務員の方がたに新聞バッグを作ってもらうプログラムの打ち合わせ。
新聞バッグを作ってもらうのが主眼ではなく、東北大震災後の海山ネットの復興活動を新聞バッグ
つくりを通して知ってもらうのが目的なので、そこを汲み取ってもらえるかもらえないか。
身近にある大国、中国。何をどんなふうに工夫したらみなさんに喜んでもらえるだろう、と真剣に
考えてみたら、自分たちがどれほど中国という国を知らないのかがわかりました。少しでもいいので
中国の言葉をいくつか覚えて、交流できたらいいなと楽しみです。
道の駅の10年の流れは移住してきた人にはいろいろな気付き、驚き等たくさんの経験が積まれていったことと思います。
中国の公務員、それもエリートの方たちとうかがっておりますが
海山ネットの活動をどう理解してくれるでしょうね。準備が大変でしょうが、頑張ってください。「日本の顔」です。
怖いこと言わないで。ただでもハラハラドキドキです。失礼のないように、けれど今の状態を理解していただけるように、
さらに楽しいように、もっと欲張って、また来ようと思っていただけるように、将来の中国を担うであろう
公務員の方がたと交流したい。そう思ってます。励ましていただいてありがとうございます。
『恋する中国』というサイトのアドレスです↓。ここをのぞいたら中国の方がどんな人たちなのか少し分かるかもしれんません。先の大震災での中国人研修生救助の件がありますから東北の人たちに対しての感情はよさそうですよね。一人は一国を代表する!加油。
(h)ttp://www.togenkyo.net/modules/chinese/#f12f1857
ありがとうございます。今日は南相馬から鳴子避難中の海山メンバーが少し中国語を知っているということ
なので習いに行って来ました。記念に新聞バッグに押していただくように、日本の古い仮名文字のハンコを 版画家の先生に作っていただき、用意できました。鳴子温泉の名物(?)こけし人形もテーブルに飾ります。
こちらの勝手な思い込みで準備をしていますが、喜んで頂けたら嬉しいです。